めちゃくちゃ好きだった作品「300(スリーハンドレット)(2007)」の続編「スリーハンドレット ~帝国の進撃~」がネットフリックスで配信されていたので、鑑賞しました。
まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※次項からネタバレを含みます。」という文章の直前までを目安にご覧ください。
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「スリーハンドレット ~帝国の進撃~」
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目次
予告編(トレイラー)
作品情報
公開年 | 2014年 |
---|---|
原題 | 300 Rise of an Empire |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ |
監督 | ノーム・ムロ |
脚本 | ザック・スナイダー、カートジョンスタッド |
ジャンル | 海外アクション、スペクタクル |
主要キャスト |
サリバン・ステイプルトン(テミストクレス) エバ・グリーン(アルテミシア) レナ・ヘディ(ゴルゴ王妃) ハンス・マシソン(アエスキロス) ロドリゴ・サントロ(クセルクセス王) |
配信サイト・媒体 |
市販DVD Netflix…他 ※記事公開時の情報です |
あらすじ
神に生まれ変わったクセルクセスはペルシア軍を率い、大海原を渡ってギリシアに進撃を開始。前作「300〈スリーハンドレッド〉」をしのぐ壮大な歴史アクション。
引用:Netflix
【ネタバレ無し】感想

前作「スリーハンドレット」と同じように、スローモーションを駆使した壮大な戦闘シーンは圧巻です。
この残酷さの中に感じる「心地良さ」は一体何なんでしょうね。
人がバッサバッサと死んでいく残忍なシーンなのに、まるでゲームをしているかのような心地良さを感じます。
また、「戦略がハマる心地良さ」も健在でした。
前作同様「少数部隊が大勢舞台に立ち向かう」という設定なので、機転の利いた戦闘シーンを楽しめます。
前作では「地上戦」がメインだったのに対し、本作は「海上戦」がメインなので、その辺りのギミックの違いも中々面白いですね。
ただ、「戦闘シーン」「少数部隊が優位に立つための戦略」どちらを取っても前作以下だったなと感じました。
※次項からネタバレを含みます。
【ネタバレ有り】感想
良い点:素晴らしい戦闘シーン

背景全てフルCGですが、おかげでヌルヌルと滑らかな戦闘シーンを実現できています。
この「いかにもCG」な質感が個人的に好きなんですよね。
大荒れの海上での戦闘シーンは圧巻で、テンポも良く、非常に心地よく鑑賞できました。
前作は肉弾戦メインでしたが、本作は「船 vs 船」の割合も多く、工夫を凝らしてるように見えました。
なんとなく、「なんか前作より迫力が足りないなぁ」と感じる部分もありましたが、それでもこの戦闘シーンは圧巻でした。
良い点:アルテミシアが美しい

敵のボス「アルテミシア」。
Eva Greenさんが34歳の時に演じているようです。
めっちゃ美人というわけでは無いんですが、絶妙にエロいです。
※ちなみに半裸シーンあります。
良い点:前作の本筋が介入してくる
本作は「前作の続編」というより「サイドストーリー」のようなもので、時間軸は前作と平行しています。
ご本人登場はしませんが、前作の主人公「レオニダス」が、回想シーンとして登場します。
「前作の戦いの直後」も描かれるのが嬉しいですね。
他にも、前作の登場人物がちょいちょい出てきます。
前作ラストで片目で士気を高めていたアイツとかもちゃんと登場します。
また、「クセルクセス」について深く掘り下げられたのも少し嬉しいです。
敵でしたが、個人的に好きなキャラだったので。
でも「クセルクセスの狂気的な部分」は前作の方がしっかり描かれていました。
例えば、「大勢の奴隷が、ステージに乗ったクセルクセスを運んでいる」という、たったそれだけなんですが、あのシーンのビジュアル的なインパクトは相当なものでした。
悪い点:前作が良過ぎた
悪い点として挙げるのもどうかと思うんですが、前作が本当に神過ぎて、そのせいで本作がかすんでしまっています。
「戦闘シーンが前作より劣化」的なことを描きましたが、今思えば、「本当に前作より劣化している」のか、それとも「前作と同じレベルだけど、”初見のインパクト”のせいで前作以下に感じられた」のか分かりません。
恐らく後者だと思います。
というわけで、前作が凄すぎるせいで、本作は若干インパクトに欠けると感じました。
評価・まとめ
50点
凡作程度の評価ですが、めちゃくちゃ面白かった「スリーハンドレット」の続き、そしてあの熱い戦闘シーンをまた観れたので満足です。





