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「オルタードカーボン」面白いけどハマらなかった4つの理由

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ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

ネットフリックスでめちゃくちゃ評価の高いドラマ作品「オルタードカーボン」を見終えました。

面白い雰囲気はビンビン感じてたんですが、なんか全然ハマれなかったので、何故ハマれなかったのかを頑張ってまとめていきます。

ちなみに僕は、「オルタードカーボンはつまらない」とか「面白くない」と言いたいわけではありません。
飽くまで、「内容的にハマらなかった」というだけなので、全然、お勧めは出来る作品です。

※当記事は
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などのワードで検索される方におすすめです。

作品情報

公開年2018年
原題Altered Carbon
配信話数全10話(シーズン1)
製作国アメリカ
監督ミゲル・サポチニク
脚本Laeta Kalogridis(原作者:レータ・カログリディス)
ジャンル SF、ダーク、現実の枠を超える
主要キャスト ジョエル・キナマン
ジェームズ・ピュアフォイ
マルタ・イガレータ
レネイ・エリース・ゴールズベリイ
ディーチェン・ラックマン
ウィル・ユン・リー
クリスティン・レーマン
クリス・コナー
配信サイト・媒体 Netflix独占
※記事公開時の情報です

あらすじ

バンクロフトに殺害脅迫を送った人物を突き止めようとするコヴァッチ。一方オルテガは、規則を破ってでもコヴァッチの動向を監視する。

引用:Netflix

※エピソード1のあらすじと同じです

まず、率直な感想

1、2話辺りからいきなりグッとハマる作品なんてそうそうありません。
だから、「いつか面白くなる」と信じて頑張って視聴を続けました。

全10話とそこそこ短いので、気付いたら最終話まで観ていたのですが、結果的に「面白くなかった」という結論に達してしまいました。

もちろん、作品には相性があるので「オルタードカーボンはつまらない作品」と言いたいわけではありません。
そこだけは強めに言っておきたいです。

ちなみに、この退廃的な世界観は大好物です。
ブレードランナー(1980)をオマージュしたような雰囲気は最高。

ブレードランナー、Fallout4という「退廃的なSF」に必ず登場する「ヌードル」
ブレードランナー、Fallout4という「退廃的なSF」に必ず登場する「ヌードル」

むしろこの世界観のおかげで最後まで鑑賞できたんだと思います。

というわけで、「僕がオルタードカーボンにハマらなかった理由」を簡潔にまとめていきます。

ハマらなかった理由①「スリーブ」というシステムに嫌悪感を感じ続けた

 

「スリーブ」とは、オルタードカーボの世界における大前提のシステムなので、ここに嫌悪感を抱いてしまうと、もうどうしょうもない、というところではあります。

オルタードカーボンの世界では、後頭部辺りに「スタック」と呼ばれるチップのようなものを埋め込み、その中に記憶が全て保存されます。

そして、実際に自分の肉体が死んでも、そのスタックさえ無事であれば、新しいスリーブにそのスタックをインストールすることで新たな肉体として生まれ変われます。

オルタードカーボンの世界では、この「復活」システムが標準的に機能しており、反対活動をしているのは一部の宗教家だけという設定です。

「永遠の命」と言うと響きは良いですが、「死ねない」と考えると、なんかすごく複雑な気分になります。

特に最近は「ブラックミラー」というオムニバスドラマで、「意識を電子化し、無の世界で永遠に閉じ込められ続ける」というオチの作品を立て続けに観ました。

僕はあらゆるホラーの中で、「無に閉じ込められる」系のオチが一番苦手です。
「5憶年ボタン」とかもそうですね。

 

オルタードカーボン内のシステムが、直接的に「永遠の呪縛」に繋がるような描写はありませんでしたが、「記憶と人格がデバイスに保管される」というシステムが、どことなく「生きても死んでもいない状態」、つまり「無」を想起させる作りで、この設定についてずっと気持ち悪いと感じていました。

「まぁ見ていたら慣れるだろう」と思っていましたが、結局最後まで受け入れられず・・・

(一応、ある程度ネタバレを伏せて書いています)

ハマらなかった理由②結構難解なストーリー

まず、ぶっ飛んだSF設定なので、聞きなれない専門用語が多用されるという特徴があります。
特殊な世界を舞台にしたSFの「あるある」みたいなものですね。

物覚えが悪い僕は、「ニードルキャストってなんだっけ??」と、出てくるワードを調べながら鑑賞しました。

ありがたいことに、オルタードカーボンは結構な人気コンテンツなので、調べたら大抵の不明点は解決します。
しかし、その都度作品の世界から現実へ戻ることになるので、あまり作品内に入り込めませんでした。

あと、ストーリーが意外と難解だったなと思います。

「こんなんで難しいと感じるのなら、大抵のサスペンスドラマは見れないだろ」と思われるかもしれませんが、全くその通りです。

というか僕は、「オルタードカーボンを見る時は、シャーロックホームズを見るくらいの感覚でいるべき」だと思ってます。
それくらい「サスペンス」が強いです。

 

宣伝用のトレイラーでは、激しいアクション、肉弾戦が詰め込まれおり、かつ、僕が大好物な退廃的なSFだったので、「これはブレードランナーっぽい!」と大いに期待しました。

しかし実際は、「その世界設定を土台にしたサスペンス」であり、主人公の「コヴァッチ」は、どんどん複雑な状況に巻き込まれていきます。

僕が「ブレードランナーのように明解なストーリーで、アクション満載な作品」という心構えだったので、そのせいでちょっと「難しい作品だ」と感じてしまいました。

ハマらなかった理由③主人公「コヴァッチ」のキャラがイマイチ好きになれなかった

上記の見出しと全く違うことを言いますが、「コヴァッチ」は素晴らしいキャラクターです。

クールで頭脳明晰、そしてガタイも良く、魅力的なキャラクターです。
彼に魅力を感じる人は、きっとたくさん居ることでしょう。

しかし、僕はあまりコヴァッチを好きになれなかった・・・

これを言ってしまうと元も子もないんですが、コヴァッチが「一度死んで新しいスリーブで蘇った」という設定を受け入れられませんでした。

 

もうこの時点で「オルタードカーボンが合わない奴」です。

実際、コヴァッチが精神を宿しているこのスリーブには重大な秘密も隠されていたし、それが判明する展開は熱かったですが、僕の中で燻(くすぶ)っていた「嫌悪感」を上回るほどではありませんでした。

ハマらなかった理由④コメディー要素が無かった

ここからちょっと「イチャモン」になります。

オルタードカーボンは、かなりシリアスな作風です。
ところどころシュールなところはあれど、基本的にジョーク等は無く、笑えるシーンは皆無です。

またしても引き合いに「ブレードランナー」を出しますが、ブレードランナーは、主人公の「リック・デッカード(ハリソン・フォード)」がそこまでクールでは無く、ちょっとおどけたようなキャラでした。

おかげで作品に親近感が感じられたため、ハマリ込みやすかったんだと思います。

対してコヴァッチは、先ほど書いたようにかなりクールで、そして作品全体の雰囲気がシリアスだったため、あまりリラックスして鑑賞できませんでした。

【Netflix】「オルタードカーボン」にハマれなかった理由:まとめ

 

オルタードカーボンは明らかに秀作です。

映像も脚本もクオリティーが高く、おすすめ出来る作品です。
それは間違いありません。

ただ、「僕がハマらなかった」というだけであり、同じような人もきっといたんじゃないかと思い当記事を書いてみました。

サイバーパンクな世界観が好きな人で、この記事に共感しない方なら、きっとハマると思います。

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洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

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