ディランミネット主演「グースバンプス モンスターと秘密の書」を鑑賞しました。
どうでもいいですが、ヒロインの名前が「ハンナ」です。
ハンナというミステリアスな女の子と恋に落ちるディラン・ミネット。
Netflix独占作品「13の理由」を想起させます。
いつも通り、ネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。
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目次
作品情報
公開年 | 2015年 |
---|---|
原題 | goose bumps |
上映時間 | 103分 |
製作国 | aaaaa |
監督 | ロブ・レターマン |
脚本 | スコット・アレクサンダー、ラリー・カラゼウスキー、ダーレン・レムケ |
ジャンル | ホラー、コメディ、モンスター |
主要キャスト |
ジャック・ブラック ディラン・ミネット オデイア・ラッシュ エイミー・ライアン ライアン・リー |
配信サイト・媒体 |
市販DVD Netflix…他 ※記事公開時の情報です |
あらすじ
嫌々いなか町に引っ越してきた少年。隣にかわいい女の子が住んでいると知り喜んだのも束の間。ホラー作家である彼女の父親が書いた物語が現実になり…!?
引用:Netflix
ジュマンジ(1995)を想起させるテーマです。
【ネタバレ無し】感想
簡単なストーリー解説
田舎町に引っ越してきたザックとママ。
ザックの隣人には「ハンナ」という同い年の可愛い女の子が住んでおり、ザックは徐々にハンナと打ち解ける。
しかしハンナのパパである「スタイン」がかなりの曲者(くせもの)で、ザックに対して「うちの敷地に入るな」「ハンナに近づくな」と悪態をつく。
ある日、ハンナの悲鳴が聞こえて、スタインがハンナに暴力をふるっているシルエットが見えたので、ザックは通報する。
しかし警察は全然取り合ってくれない。
ザックの母親も取り合わない。
そこでザックは、ハンナを助けようと友達のチャンプと共にスタイン邸に乗り込む。
そこにあったのは、鍵のかかった大量のホラー小説。
ザックが一冊の本を開けると、なんとその中から雪男が登場。
雪男とひと悶着しつつも、スタインのおかげでなんとか本の中に封じ込めることに成功。
しかし、雪男登場の衝撃でたまたま開いてしまった一冊があり、その本のメインキャラクター「チャック」の封印が解かれていた。
チャックとは性格の悪い人形。
そのチャックにより全ての本が開封され、そして燃やされてしまう。
と、こんな感じです。
ハンナとザックのロマンス要素は良いですね。
どうしても13の理由を思い出してしまい、ザックが「クレイ」に見えるシーンもありますが、おかげで逆に更に印象が良くなります。
いかにもなファミリー向け作品で、極度なホラー描写、エロ描写、ゴア描写は一切ありません。
ご家族で安心して鑑賞できます。
その分満足度低めですが。
※次項からネタバレを含みます。
【ネタバレ有り】感想
ホラー版「ジュマンジ」と言った感じか
グースパンプスも歴史の長い作品のようで、90年代には連続ドラマ化していたようです。
ジュマンジも90年代に映画として登場しました。
90年代はこういう「創作物が現実にメタ的に入ってくる」という設定が流行ってたんでしょうか。
ジュマンジと本作は確かに似ていますが、どこか系統が違うので比較することは出来ません。
でも、もしジュマンジに点数を付けるとしたら限りなく100点に近い評価なので、総合評価としてはジュマンジの方が上です。
良い点:ジャック・ブラックの演技が良い
スタインを演じてるジャック・ブラック。
「あ、ジャック・ブラックだ」と思いながら映画を観たことは無いですが、ジャック・ブラックを見る度に「ジャック・ブラックだなぁ」と思います。
ジャックはコメディライクな演技が上手いですね。
ディランミネットのシリアス寄りな演技との相性が抜群です。
ジャックのひねくれた表情が最高でした。
良い点:ディランミネットの演技が良い
子役時代から活躍してるベテラン俳優。ディランミネット。
何度か目にしたことはありますが、僕が本格的にディランについて知ったのは、ネトフリ独占ドラマ作品「13の理由」からです。
13の理由では「クレイ」という主人公を演じ、既に死んだ「ハンナ」という女性から「ヘルメット君」と呼ばれていました。(本作では”弱虫君”と呼ばれていた)
ハンナのキャラ設定も、本作のハンナと非常に似ています。
(そして厄介なのが、13の理由にも「ザック」というガチムチのキャラが登場することです)
さて、ディランの演技は本当「ザ・ティーン」という感じがします。
わざわざ嘘を付かなくてもいいシーンでも、ごまかす為にわざと嘘を付いて勝手にキョドる。
この手の演技をディランにやらせたらピカイチです。
関連記事:
※関連記事は最後にまとめて紹介します評価・まとめ
80点
凡作だと思います。
最後まで飽きずに観れたのは、個人的にはディランとジャックの功績です。
クライマックスにて、モンスターたちを本に閉じ込めるべく、ザックが本を締めくくります。
最初はスタインが終局の本を執筆していたのですが、どうもモンスター達が邪魔に入る為、ザックにパスしました。
超個人的見解ですが、せっかくなら、ザックを「漫画家志望」とか、「ホラー作家志望」という設定にしておけば更に熱くなった気がします。
序盤でオリジナルの創作物を作って、周りの友達等に馬鹿にされ、自分でも自信を失くす。
そして越した先の隣人が、自分が憧れてるあの「スタイン」だと終盤でネタ晴らしされる。
そんでもって、「今まで書いたどの作品よりも面白くしないと、モンスター達は封印できない」という伏線を立て、最初はスタインが執筆するも、途中からザックが執筆を引き継ぐ。
そこで、壮大なアイディアが降ってきて、スタインをも超えるクライマックスを執筆・・・。
みたいなストーリーだったらどことなく熱い気がします。
もちろん、既に、何十人もの大人が作り上げた「完成された作品」に対して提案は出来ませんが、鑑賞しながらつい妄想してしまいました。
改めて、本作は凡作です。
面白いです。





