Netflixオリジナル作品「人狼」のネタバレ無し感想記事です。
関連記事:
※関連記事は最後にまとめて紹介します予告編(トレイラー)
作品情報
公開年 | 2018年 |
---|---|
原題 | 인랑 |
上映時間 | 139分 |
製作国 | 韓国 |
監督 | キム・ジウン |
原作 | 人狼 JIN-ROH(Jin-Roh: The Wolf Brigade) |
ジャンル | SF、アクション、サスペンス |
主要キャスト |
カン・ドンウォン ハン・ヒョジュ チョン・ウソン キム・ムヨル ハン・イェリ ミンホ シン・ウンス キム・ポプレ |
配信サイト・媒体 |
Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ・みどころ
2029年、統一が宣言された朝鮮半島で、過激なテロ集団と戦い続ける警察特別部隊、人狼。だが彼らはまだ知らない。敵はテロリストだけではないということを。
引用:Netflix
魅力
①原作漫画を忠実に再現した設定・脚本
②大量の予算をつぎ込んだであろう作り込まれたビジュアル
③原作とは違うラスト
【ネタバレ無し】感想
※原作未見です
結構難解な印象を受けました。
登場人物が韓国人なので、韓国名が苦手な僕にはスッと人物の名前が頭に入ってきません。(アホなんです)
だから鑑賞後に「原作漫画の解説記事」を読んでストーリーを補完しました。
(映画版のストーリーは原作に忠実なようです)
しかし、「なるほどあれはこういう事だったのか・・・」という新しい閃きは特に無く、意外と「観たままの認識」で合ってました。
僕の認識では、ストーリーに派手さは無く地味。
ひたすら地味。
言い方を変えれば「リアル」。
本作は政治的な話が非常に色濃く描かれており、そこがまず難解です。
また、童話の「赤ずきん」の話も登場しますが、僕にはその話の意味が良く分かりませんでした。
しかし原作が大人気であることを考えると、恐らくしっかりとした比喩表現になってるものと思われます。
きっとその地点に自分で到達できたら相当感動できるのでしょう。
今のところその辺りを考察する気力は沸きませんが。
ビジュアル面は素晴らしかった

序盤は舞台設定を伝える為か引きのショットが多く、その時の「金かかってるなぁ」感は凄まじかった。
こういう退廃的な近未来設定が大好きなので、このビジュアルが思う存分楽しめただけでも僕にとってはヨダレもんです。
それにアクションシーンも結構なこだわりが見受けられ好印象。

「特機隊」と呼ばれる部隊はパワーアーマーを装着し戦います。
そのアーマーの無敵感も中々のものでしたが、どちらかと言えばアーマーを脱いだ生身の人間が戦うシーンの方が好きでした。
登場人物が魅力的

登場人物の名前が頭に入ってこなかった為人物整理が大変でしたが、役者さんたちの素晴らしい演技のせいか、一人ひとりのキャラクターが非常に魅力的でした。
特にヒロインの「ハン・ヒョジュ(役者名)」は、韓国映画にありがちな「超絶美人」系の顔立ちでは無くどこか素朴な印象を受ける面持ちなので、そこがなんとなく良かった。
評価・まとめ
原作やアニメ版のカットを再現したシーンもあるようなので、原作ファンの方が観たらきっと堪らないと思います。
僕の体質には少し受け付け辛い作品でしたが、Netflix独占作品として、こういう高品質なタイトルがリリースされるのは本当に嬉しいですね。
記事中に登場したリンク: