2018年7月15日から、日テレ系列で「ゼロ 一攫千金ゲーム」が始まりました。
原作は、カイジやアカギでお馴染み「福本伸行先生」の「賭博覇王伝 零」です。
原作漫画「賭博覇王伝 零」の魅力紹介記事:
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※関連記事は最後にまとめて紹介します僕は原作大ファンなので、ドラマ版のストーリーや解説だけでなく、原作とのルールの違いなどをできるだけしっかり書いていきます。
※各エピソードについての感想を1記事ごとにまとめています。
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各エピソードごとの感想・原作との違い
エピソードごとに記事を分割しました。
【第1話】鉄球サークル
【第2話】クォータージャンプ part1
【第3話】クォータージャンプ part2
【第4話】迷宮のトライアングル part1
【第5話】迷宮のトライアングル part2
【第6話】ザ・アンカー part1
【第7話】ザ・アンカー part2
【第8話】魔女の館(鏖の魔女)
【第9話】「失われたリング」と「ブレークダウン」
全体的に原作と違う部分
とりあえず、原作とは結構違う箇所も多く、良い変更もあれば悪い変更もあります。
しかし原作版「賭博覇王伝 零」のファンの僕は、ドラマ版も十分に楽しめています。
ドラマ版は、非常にコミカルに、ヒロイックな感じで話が進みますが、原作ではもっとリアルガチな感じがして、重いです。
ドラマ版では、加藤シゲアキ氏が演じる「ゼロ」は非常に柔らかく、そつなくアトラクションをこなしていきますが、原作でのゼロは、ポーカーフェイスと言えど、冷や汗ダラダラで、常にギリギリな状態でクリアしていました。
さすがに「冷や汗タラリ」という状況はドラマ版では再現できないっぽいですが、そのせいでドラマ版は非常にライトな印象を受けます。
最初は「加藤シゲアキさんのゼロ」にかなりの違和感を感じましたが、終盤まで来た今、ドラマ版のゼロも非常に魅力的に見えます。
何故か「義賊設定」をやたら活かしてる
原作でも確かにゼロは「義賊」でしたが、義賊活動をしていたのは序盤だけで、ドリームキングダムに入場してからはほぼ「義賊」という設定はほぼ登場しませんでした。
しかしドラマ版は、やたら義賊というワードが登場し、更に「ゼロ 一攫千金ゲーム」のタイトルロゴ、オープニングムービーなど、あらゆる部分で義賊感を出しています。
「SEKAI NO OWARI」感とでもいいましょうか・・・。
プロモーション用の加藤シゲアキさんの服装とかもそうでしたね。
というわけでドラマ版ゼロはやたら義賊押しです。
※最後まで見終えた後にまた書き直します。
最終回を見終えての感想
各エピソードの記事では、色々文句を言いつつもなんとか楽しみながら最後まで見終えました。
予算の都合、俳優に危険な真似をさせられないという条件などなど、いろんな制約がありながら作ったことだと思いますが、「原作の良かった点」をさり気なく殺すところ等、原作好きとしてはやっぱり解せない部分があります。
ただ、「原作が一番!」と言うのは当然の話。
どの作品でも、僕みたいな原作厨はいます。
ドラマ版は、全体的にあっさりとした雰囲気で話を進めつつも、コジャレた音楽などを利用した分、やっぱりそれなりの盛り上がりはありました。
映画版「カイジ」クラスの盛り上がりはありませんでしたが、それでも、「賭博覇王伝 零」という半ば埋もれかけた作品を、このような形で目立たせてくれた事に感謝です。
というわけで、「落ちます」。
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