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【バキ(最凶死刑囚編)】「ドイル」と「愚地克巳」とのやり取りも好き(Netflix)

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Netflixで絶賛配信中の「バキ 最強死刑囚編」、シーズン2エピソード6「認めるかい?」を鑑賞しました。
前回も”「烈海王」と「ドイル」のやり取りが好き過ぎる”という記事でドイル(と烈)について執筆したばかりですが、その続エピですね。

そして今回のエピソードでも、ドイルや「愚地克巳おろちかつみ」がえらいかっこよかったのでその記事を書きます。

※当ブログでは何度か「Netflix版バキ」の記事を書いていますが、原作や他シリーズのアニメ版等は完全に未見です。

※当記事は
「ドイル 愚地克巳」
「克巳 ドイル」
「バキ かつみ ドイル」
などのワードで検索される方におすすめです。

「神心会」を爆発した後の流れ

愚地独歩にボコボコにされるドイル

爆破して大惨事となった神心会本部を横目に立ち去ろうとするドイル。
するとそこへ「愚地独歩おろちどっぽ」が登場。

独歩は「オリバーや烈とやって、しっぽ巻いて逃げたらしいな」とドイルを焚きつける。
ドイルはその挑発に乗り二人で公園へ。

独歩は「俺は空手は使わねぇ」と言い、ドイルにも肉体内蔵型の武器を使わないように提案する。(しかし同時に”どうせ使うだろうよ”的なことも言う)

結果、殴り掛かってきたドイルに対し空手を使い独歩の圧勝。

ドイルに対し「俺が空手を使わんと言っても信用しないだろうねぇ」と散々焚きつけておいて、空手を使う独歩

ドイルは気を失う。

何度も打ちのめされるドイル

ドイルが目を覚ますと、そこは爆破後の神心会本部の道場。
そしてそこには例の粉塵爆発で全身火傷を負った克巳もおり、しかし怒り狂ってるわけでは無い。

克巳はそこで、ドイルが目を覚ましては「(負けを)認めるかい?」と問い、ドイルが拒むたびに気絶させるというのを何度か繰り返す。

最終的に克巳の「下段突き(コンクリートブロック3枚重ねをかち割る威力)」をもろに受け、ほぼ顔面粉砕に近い状態になるドイル。

克巳のマジの下段突きを食らうドイル

負けを認める克巳

数時間(か数日)経ち改めてドイルが目を覚ます。
しかしそこに克巳はおらず、克巳の弟子が居るのみ。

 

弟子は「師範の言葉をそのまま伝えます」と言い、克巳の伝言をドイルに伝える。

先生。
武道家は人の体をぶっ壊すのが仕事だとおっしゃいました。
だとしたら、自分は才能が無いかもしれません。
もうこれ以上、そいつを壊せねぇ。
負けでいい・・・。
寺田(弟子)!
奴が目覚めたら伝えておけ。
この勝負、あんたの勝ちだと。
いっつもそうなんだよな・・・。
肝心なとこでいつも甘ぇんだ、俺は。

ドイルが気絶した後の回想シーン

ドイルも敗北を認める

翌日、克巳が家を出ると門前にドイルの姿が。
ドイルは服従した様子で克巳にひざまき、上着を晒し(恐らく)「敗北」を表現している。

克巳に跪くドイル

ここでナレーション。
「初めて受け入れる敗北。心に去来したものは、それは意外にも、解放という名の喜びだった。」

ドイルの敗北を受け入れ喜ぶ克巳

お互いに敗北を認めた「ドイル」と「克巳」

死刑囚 vs チーム刃牙の初戦「花山薫はなやまかおる vs スペック」は、「花山の勝利」という明白な形で終わりました。

だから、バキシリーズはこんな感じでちゃんと勝敗が描かれるんだろうなと思っていたら、「ドリアン vs チーム刃牙」と、今回の「ドイル vs チーム刃牙」のどちらも「ドラマ」による終わらせ方だったので、結構ビックリしてます。

そもそも死刑囚はチーム戦をしないのに、刃牙側はやたら脇役が参戦してくるところもなんか複雑ですが。

というわけでドイルは、最終的には克巳の一撃、そして「克巳が負けを認めたこと」もしくは「克巳が自分に止めをささなかったこと」に対して何かを感じ、敗北を認めます。

そしてそれは、ドイルにとって非常に清々しいものだったようです。

ドイルは本当に全力を尽くしたのか?

以前ドイルは「全力を尽くしたうえで敗北したい」的なことを言っていました。

 

そして今回、克巳に対し潔く敗北を認めたのですから、きっとドイルは全力を尽くしたのでしょう。

しかしここになんか引っかかります。

ドイルは、地上最強生物かと思われる「オリバー」と一戦交えています。
更には、ドリアンに止めを刺した「列海王れつかいおうとも一戦交え、ここで致命傷を負ったようにも見えました。

刃牙の作中で、負傷した登場人物がどれだけの速度で回復するのかは分かりませんが、それでも満身創痍に近い状態だったはずです。

そんな中、今度は愚地独歩の攻撃を食らい、そして最後に止めを刺される形で克巳の下段突きを食らいました。

「花山 vs スペック」の戦いでは明かにお互い全力を尽くしていたので、「正真正銘スペックの敗北」というそのまんまの形で認識することができました。

でもドイル戦はどれも半端な戦闘だった為「ドイルはどこで全力を出したんだ?」という疑問が心の中でくすぶっています。

 

しかし、それに対する答えがあの独歩の説教だったのでしょう。

いいかいあんちゃん。
勝負ってのは一回一回の決着だぜ。
途中でしっぽ巻いといてよ。
敗北を知りてぇとか、御託並べてんじゃねぇや、バカヤロウ!

S2EP6 作中での独歩のセリフ

ドイルは具体的に誰にやられたのか?

オリバ、烈、独歩、克巳と戦ったドイル。

本格的な致命傷は「列海王」により負わされたと思いますが、最終的には克巳に対し敗北を認めました。

もちろんドイルは、烈、独歩にも敬意を表していると思います。
(ドイルが独歩と会話する描写が少ないのでそこはちょっと不明ではありますが、)烈に対して、ドイルは自分が失血中にも拘わらず夜通し警護するという形で烈に敬意を表しています。

だから克巳に対し敗北を宣言していましたが、もしかしたらそれは「神心会」に対しての意志表明だったのかもしれません。

ドイルと克巳:まとめ

意外にもドラマ部分が複雑過ぎて展開を整理できません。
刃牙がこんなにメロイ(ドラマティックな)話だったなんて思いもしませんでした。

僕はネトフリ版のバキしか見てませんが、ぶっちゃけwikiとかで「最終的にドイルがどうなるか」を見てしまったので、そこに関してちょっと恐怖を感じる部分があります・・・。

ともかくネトフリ版のバキはめちゃくちゃ面白いです。
今からでもシーズン1から見直して追っかける価値は大いにあります!