新着記事

カテゴリー

「Dr.ストーン(アニメ版)」の魅力7個。マジで最高に面白い

「Dr.ストーン(アニメ版)」の魅力7個。マジで最高に面白い

本日のおすすめ記事

【感想】「トロンレガシー」の魅力6個。バーチャル世界で20年ぶりに父と再会

20年間行方不明だった父から、謎のポケベル通知が...バーチャル世界「グリッド」での奮闘を描いた傑作「トロンレガシー」を鑑賞しました...

この記事はたぶん 8 分で読めます。
ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

こんにちは、洋画大好きブロガーのぱっかんです。
サバイバル科学アニメ「Dr.STONE(ドクターストーン)」が面白すぎて、先日、NETFLIXで配信されてる24話全てを一気見してしまいました。
まだその感動冷めやらぬうち、「Dr.ストーンの魅力」や「千空のかっこよさ」などを書き殴ってしまいたいと思います。

ちなみにAmazon Primeでも全話見れます

※筆者は「アニメ版 1期」を見終えた段階でこれを書いています。

※もちろんネタバレが含まれます。

こちらの記事もオススメ!

※関連記事は最後にまとめて紹介します

「Dr.ストーン」のココが面白い!

・天才高校生「千空」は、いわゆる「アホが思い描く天才」では無く、ちゃんとした技量の持ち主。つまり作者の知恵・知識・教養が素晴らしい。

・ほぼ全ての謎要素に答え、もしくはヒントが用意されている。「状況を作り出す為に無理やりオカルト要素作り出したけど、そこは考えてないから深追いしないでね」というスタンスでは無く、要所要所で答えに近づく展開がある

・中盤以降「なろう系」的展開になるが、その展開を利用し「科学の素晴らしさ」をシリアス度高めの演出で魅せ付けてくる。この魅せ方がまた上手い。

・「千空」という定番ながら魅力的なキャラクター。

ポイントとなる部分だけをピックアップしてみました。

たぶん「文明崩壊後の世界でのサバイバル作品」という点で興味を持ち、なんとなく第一話を見た人も多いと思います。(私です)

でも、松岡修三ばりに熱い熱血少年(大樹たいじゅ)の恋愛模様と、それを見守るネギ頭のクールガイ(千空)が登場した時点で拒絶反応が出てしまい、そこで離脱したユーザーもきっと多いはず。(中二くさい目元のイレズミも)

特に筆者のような「洋画好き」にとって、その展開はただただ苦痛。
「なんだ。こっち系か」と見るのを辞めようとしました。

でもこの苦痛は2話で終わります。
甘い演出は序盤で終わり、その後は基本的にロジカルに物語が進む為、漫画系作品は「カイジ」「ライアーゲーム」「アカギ」辺りしか読まないような大人でも、しっかりのめりこめるはず。

ちなみにイレズミにも理由が用意されています。

「Dr.ストーン」大まかなあらすじ

「Dr.ストーン」大まかなあらすじ

ある日突然、世界中が緑の光で包まれた。
人類はその瞬間に「石化」してしまい、地球は、人類不在のまま3700年近い年月が経過。

過去200万年かけて築き上げた文明のほとんどが消滅。

 

すると突然、一人の天才科学高校生「千空(せんくう)」の石化が解かれる。

千空は数千年ぶりに解放されたにも拘わらず、冷静にサバイバル術をこなし生き延びる。

そして他人類の石化も解く為に奮闘する。

「Dr.ストーン」の魅力⑦個

やっとここから本題。
「Dr.ストーンの魅力」を力説します。

魅力①「科学」での問題解決により、高いカタルシスが感じられる

①「科学」での問題解決により、高いカタルシスが感じられる

石化から解放された最初の人類「千空」。

正直なハナシ、漫画慣れしてない鑑賞者はこの時点で「主人公が最初に目覚めるとか都合良過ぎ」という点で幻滅する。
もちろん「最初に目覚めたから主人公なんだろ」という話でもありますが、Dr.ストーンの場合はその程度の補完では無く、「なぜ主人公が最初に目覚めたのか」もしっかり定義されている。

また、千空が目覚めた直後から既に「科学」は始まっており、単純に、千空は一人でこの世界を生き延びる為に知恵を絞る。

火を起こすにしても、この国「日本」の特徴「多湿」を考慮する。
石化を解くカギが「硝酸しょうさん」にある事も、数多くの失敗の末に突き止める。
貝殻の粉末で「モルタル」を作り、住居をより強固なものにしたりする。
かつての仲間「司」が仕留めた魚は、いぶして「燻製」にすることで日持ちさせるようにした。

我々は「そういうテクニックがある」とは知っていても、「具体的なやり方」を知らない場合がほとんどだと思います。
でも千空は、それを具体的な解説付きで説明する。

序盤は正に「崩壊後の世界でのサバイバルを観たい、洋画好きな男」こそ興奮する展開の連続です。

魅力②過去200万年の英知の結晶を体感できる

エジソンの発明「電球」を見せ付ける千空
エジソンの発明「電球」を見せ付ける千空
 

本作はいわゆる「なろう」系の要素があります。

「現実では凡人だけど、ひょんなことから江戸時代にタイムスリップし、そこでめっちゃ活躍出来た」みたいな。

なろう物は基本的に「無双してる自分気持ち良い!」みたいな自己満要素が強いのですが、作者の教養が届いてなかった場合などは、「アレ?展開に無理が無い?」みたいな感じになります。

対して本作「Dr.ストーン」は、むしろ「千空」に酔いしれるための作品だと感じます。

千空の科学力は、現代でも天才のソレ。
見せ付ける相手が原始人じゃなかったとしても、きっとそれ相応の感動があるはず。

それを千空は、「人類200万年分の科学」と称し、科学を全く知らない原始人たちに紹介する。

我々は今、当たり前に「電球」を使っている。
当たり前に「抗生物質(サルファ剤)」を飲んでいる。
当たり前に「発電機」の恩恵を受けている。
当たり前に「動力」の恩恵を受けている。

我々はこれらの「当たり前」を、Dr.ストーンを見ることで、「科学を知らない人」を通して再確認できる。

 

しかも本作は、めちゃくちゃグッと来る演出を兼ね備えた状態で発明品を登場させる。

「過去200万年の英知の結晶を体感できる」

今まで当たり前過ぎて考えもしなかったことを、本作では意識させてくれる。
感謝させてくれる。

本作はあまり人が死なず、そういう「お涙ちょうだい」的な感動シーンはそう多くない。

でもこの「科学のシーン」は本当に感動する。

ガチの理系出身者が観たら「いやさすがに無いだろ」というツッコミが生まれるかもしれないが、そうじゃないなら、良い意味で「千空」のカモになれる。

※「原始人」という言葉を使っていますが、彼らは原始的な生活をしているだけで、意思疎通に関しては現代人と大差ありません。

魅力③全てのミステリアス要素に答えが用意されている(っぽい)

筆者はホラー映画が好きで、結構「突然自分以外の人類が居なくなった」みたいな映画も見ます。

ただ、それ系の映画は「なぜ世界がこうなったか」を一切説明せず、その舞台上での人間模様を描き続ける作品も多いですね。
それはそれで楽しいのですが、「ファンタジー要素に対する答え」が用意されてるだけで、その作品の評価はグッと上がります。

 

残念ながら、アニメ1期終了時点で「石化」は原因不明なままですが、

・「千空」は「思考」により石化エネルギーを消耗し、おかげで目覚めることが出来た

・石化解放のためには「硝酸」が必要

・緑色の光は南米から始まった

など、要所要所で手がかりを掴みます。

最終的に答えが用意されてるかどうかは別としても、ちゃんと「定義」が登場すると、読者としては単純に嬉しくなる。

また、これは本当に些細なことですが、「原始人」が何気なく使う「単語」一つ一つの違和感もちゃんと拾ってくれます。

「なんでお前らがこの単語を知ってんだ?」というところから、本筋に繋がる場合もあるし、そうじゃないただのコメディ展開の場合もある。

本作は細かい点まで、本当に丁寧に作られていることが分かります。

魅力④細かい頻度での伏線回収

「伏線」というべきか「布石」というべきか。
もしくはただの「フラッシュバック」というべきかもしれません。

 

「Dr.ストーン」は細かく「過去のやりとり」を思い出す描写があります。

これもまた定番な演出ですが、やっぱりこう、グッと来るものがありますね。

魅力⑤最高な演出

「最高な演出」以外に言葉が見つからない。

例えば、千空が司に処刑された後のこと。

大樹たいじゅが千空を復活させる際に
「千空、信じていくらでも待つぞ!お前がいなきゃダメなんだ!」
と叫びます。

この時、過去の「千空が大樹の石化解放を待つ描写」もシンクロして描写されます。

「大樹、信じていくらでも待つぞ!てめぇがいなきゃダメなんだ!」

千空と大樹、互いに互いの復活を望んでいる
千空と大樹、互いに互いの復活を望んでいる

もうね・・・
「上手いな・・・」という感想しかありません。

 

わざとらしいけど、心を掴む。

こういうゴッテゴテの演出が随所にあり、既に心を鷲掴みにされている鑑賞者は、思う存分この演出に酔いしれることが出来ます。

魅力⑥「千空」というキャラクター

石神 千空
石神 千空

パッと見「遊戯王」。
少年漫画っぽい中二なキャラクター。
冷酷な性格だが人情深い。

定番が故に強烈なカリスマ性を持っている千空。

そして「3700年前に父親が築き上げた小文明を引き継ぐ」という運命的な要素も持っています。(引き継いでるのかは不明だが)

「魅力的なキャラクター」というのは、そのキャラクターの性格や考え方だけでなく、「バックボーン」も凄く大事。
千空はそういうものを全て兼ね備えている。

我々鑑賞者は、思う存分この男に心酔出来る。

魅力⑦悪役「司」への共感

獅子王 司
獅子王 司

獅子王ししおう つかさは、霊長類最強の高校生。

 

猛獣たちに囲まれた千空たちのピンチを救う為に復活したスーパーヒーロー。

「霊長類最強の高校生」のフレーズが既にアニメのそれだが、アニメなんだからそれでいい。
そしてこの最強の男は、序盤から千空と敵対します。

創作物において「ヒール役の思想」とは凄く大事で、例えばバイキンマンのように「どうやって彼らをこらしめようか」的な思想だと、大人は納得しません。
ちゃんと「主人公と相反する思想を持つに至った理由」が必要です。

そして司は、「金持ちのいばりくさった老人共は復活させない」「科学を発展させても、また人類が過ちを繰り返すだけ」という明確な思想を持っています。

これは、全人類の石化を解こうとする千空の思想とは真逆。
だから千空と対立します。

司のこの哲学は真新しいものではありませんが、共感は出来ます。
敵役にも魅力があり、共感できるからこそ、千空との対決がより面白くなる。

やっぱり王道って素晴らしい。

個人的に好きだったシーン

奇跡の洞穴傍の「5738年 4月1日」の彫字を見て驚愕するゲン

目覚めてすぐ、正確な今日の日付を彫る千空
目覚めてすぐ、正確な今日の日付を彫る千空
その彫字を発見して驚愕するゲン
その彫字を発見して驚愕するゲン

「ばいやー過ぎでしょ・・・この男・・・!」

元々「司帝国」の一員として目覚めた「浅霧あさぎり ゲン」。

彼は中盤、どちら側の国に就くか分からないというミステリアスな立ち位置でした。
しかし実は、結構序盤から千空に心酔していた事が判明。

それが上記のシーン。

3700年間。
ずっと時間を図り続けていた千空に驚愕し、その事を千空に告げるという感動的なシーン。

 

これもある意味「鑑賞者の不満解決」に繋がっていると思います。

正直、千空復活直後の流れを見て、そもそも自分がアニメ慣れしてないというのも含め、「出来すぎだろ」と思いました。

だってサラリと「5738年」と書くのですから。
そしてそれを見て、誰もビックリする描写は無い(もちろん世界にはまだ千空しか居ないので無理だが)。

でも最後の最後でやっと、「これを見て驚愕するヤツが居た」と明かされる。

もはやあの「違和感バリバリのサラリとした演出」すら伏線にしてしまったような、そんな展開。

僕は以前、「視聴者を騙す為だけの大どんでん返しは嫌い。ちゃんと作中で、その展開に驚愕した表情を見せるキャストが必要」という記事を書きました。

そしてこの「驚愕するゲン」は正にソレ。

 

最後の最後で、鑑賞者が潜在的に抱いていた違和感を解消してくれたのです。

「Dr.ストーン(アニメ版)」の魅力7個。マジで最高に面白い:まとめ

ここまで読んでくれた方は、きっとDr.ストーンを既に見終えた方だと思いますが、共感頂けた項目はあったでしょうか・・・?

アニメ版しか見ていないという超絶ミーハーな者の感想なので、色々至たなかった点もあると思います。

他にも「Dr.ストーンはココが面白い!」みたいなポイントがあれば、是非ぜひ教えてください。

syht



本日のおすすめ記事

【感想】「トロンレガシー」の魅力6個。バーチャル世界で20年ぶりに父と再会

20年間行方不明だった父から、謎のポケベル通知が...バーチャル世界「グリッド」での奮闘を描いた傑作「トロンレガシー」を鑑賞しました...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この記事をこねた人

名前:ぱっかん(@pakkan316
洋画めっちゃ好き

運営してるメディア
ぱっかんブログ
ぱっかんのガジェットブログ
ぱっかんシネマ(当サイト)
やるゲーブログ
福岡散歩ブログ

「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
→「当ブログ」と「ぱっかん」について

「ぱっかんブログ」という雑記ブログで、映画やら何やらと色々書いてましたが、映画記事数が増えたのでそれを「ぱっかんシネマ」として立ち上げました。
洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

こういう曲を作ったりしてます↓

▲ overflow(Youtubeにジャンプ)