Amazonプライムビデオのオリジナル企画「Freeze(フリーズ)」が配信されましたね。
こちらも、「ドキュメンタル」と同じく「松本人志プレゼンツ作品」です。
というわけで、エピソード1を見た感想を書いていきます。
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目次
Freeze(フリーズ)の企画内容
参加者は8人。
松本が「フリーズボタン」を押すと、会場に「フリーズ!」という松本の声が流れ、直後からプレイヤー達は椅子に座った状態で腕組をし動けなくなる。
そしてプレイヤー達は、番組側が用意した数々の仕掛けに耐え、何のリアクションもせずに平静を装わなければいけない。
同じアマプラ作品の「ドキュメンタル」とは違い「動いたら即脱落」ではなく、「最終的に最も成績が悪い二人が脱落」というシステムです。
しずちゃんの真顔は良かった
この真顔は確かに面白い・・・
それに加え、松っちゃんがこの表情を見てゲラゲラ笑うので、それによりこちらもつられ笑いしちゃいます。
ちなみにしずちゃんは、最初のコメントの段階で面白いですw
”
あの私、動じないイメージがあると思うんですけど、意外と感じやすくて、左の乳房より、右の乳房の方が感じやすいです。
”
しずちゃんもそうですが、「南海キャンディーズ」は二人ともコメント力がかなり高く、こういったところでも楽しませてくれますw
企画内容は悪くないんだろうけど、合わない人には徹底的に合わない
フリーズは、「ドキュメンタル」と同じように、松本が俯瞰しそれ以外のプレイヤーが同条件で戦うシステムですが、ドキュメンタルが「プレイヤーが自分で行動する」のに対し、フリーズは「プレイヤーが番組スタッフの仕掛けに耐える」という違いがあります。
ここに関しては、非常に「笑ってはいけないシリーズ」にも似ています。
僕は笑ってはいけないも大好きなんですが、あの中でも「ガキメンバー達が互いにつぶし合いをするシーン」が凄く好き。
そして「ドキュメンタル」は、正に「潰しあい」の凝縮なので、だからドキュメンタルが好きというのもあります。
しかし「フリーズ」は、笑ってはいけないの「スタッフが仕掛けている部分」のみがピックアップされている為、個人的にはそこまで好きな企画ではありません。
「無言」が気まずい人には、あの雰囲気が無理
「フリーズ」が宣言された瞬間から突然ゲームが始まるのですが、その直後から、プレイヤー達は一言も話せません。
そしてそこへ、プレイヤー達を苦しめる多様な仕掛けが襲い掛かるのですが、その良い意味でしょうもないギミックが登場した時のあの空気・・・
通常のバラエティー番組ならば、ガヤ芸人達が「こんなのあきませんやん」等と言い盛り上げるのですが、誰もしゃべらないので、何か凄く重い空気が走っているように見えます。
ただ、これはまだ僕が「フリーズ」という企画に慣れていないだけであり、慣れてしまえば納得できるんだと思っています。
クロちゃんの目に包丁が刺さる事件
かなり炎上していますね。
ドローンに装着された包丁が、結構な勢いでクロちゃんの目に刺さります。
しかしクロちゃんはめちゃくちゃプロ根性があるようで、ゲーム中はそれでも動じず、目を開け続けています。
あれはある意味では「フリーズ:エピソード1」の名シーンであり、魅力的な瞬間なのかもしれませんが、個人的にはNGでした。
あのシーンの起用は、製作陣の間でも当然議論があったと思いますが、あのシーンだけをReplayで何度も使っていたことから、最終的に「これはウケる」と判断したのでしょう。
そして一般の方のツイッターで「クロちゃんの目に包丁が刺さるところで一番笑った。あのシーンで笑えない人は、フリーズが合わない人だと思う」というコメントがありました。
正にその通りで、これ系の企画が好きな人には、あーいう我慢シーンこそ至高なのだと思います。
どんな事故も「企画」として楽しめる人なら「フリーズ」も合うと思う
ドキュメンタルのある回で、RGが、ローラースケートを履いて、沸騰直後のお湯が入った鍋を持つというシーンがありました。
あれは明らかな危険行為です。
僕も鑑賞しながら、めちゃくちゃ緊張しました。
他のプレイヤー達も、「お前それ危ないて!」と必死に辞めさせようとします。
しかし、それを見ながらケラケラ笑う松本さん。
さすが松っちゃんです。
エンタメを分かり切っています。
あのシーンは、大けがにも繋がるヤバい瞬間でしたが、ゲームマスターを演じている松本さんが笑っていないと、鑑賞者が笑えるはずがありません。
我々が見ているのは、生配信では無く「編集されたもの」である為、実際に配信されている以上「事故は起きなかった」というのは明白なんですが、それでもドキドキするものです。
僕のように、「安全が保障されているもの」であっても、ヒヤヒヤしながら見てしまう人は、あの包丁シーンでノックダウンされてしまうと思います。
逆に、そういうヒヤヒヤ感を楽しめたり、「収録されたものだから100%安全」だと感じられる人なら、フリーズは最高のコンテンツになり得るでしょう。
審査の不公平感
第一ゲームの敗退者は、「フジモン」と「クロちゃん」の2人でした。
フジモンは明らかにリアクションを取っていたので分かりますが、クロちゃんはむしろノーリアクションを貫いていました。
にも拘わらず敗退したので、これには明らかに番組企画側の意図があります。
ドキュメンタルもそうでしたが、フリーズも審査が甘いです。
「優勝目指してプレイヤー達が戦う」というスタンスなのに、審査に関しては曖昧なので、そのせいでアマゾン上でのレビューがめちゃくちゃ低くなっています。
また、Amazonレビューの中に「公平である必要は無いが、公平感を演出しなければならない」とありました。
これは「カイジ」に登場する「兵藤会長」のセリフですが、凄く的を得ています。
タレント同士のガチバトルが見たい人にとって、厳粛な審査は絶対に必要です。
僕は「エンタメ感」が大事だと思うのでそこまで審査を厳しくする必要は無いとは思いますが、あそこまで頑張ったクロちゃんを速攻で離脱させたのは、少し可哀そうに感じてしまいました。
【Amazonプライムビデオ】「Freeze(フリーズ)」がハズレ企画だった:まとめ
「ドキュメンタル」に味を占めて動き出した新シリーズのようですが、企画が既にドキュメンタル以下だと感じました。
フリーズは、お笑い以外の人も違和感なく参戦できるシステムですが、タレントが混ざると、やっぱりちょっと「ゴールデンタイムのファミリー向けバラエティー感」が増します。
ダイヤモンドユカイさんの「無表情」は確かに面白かったですが、芸人だけのフリーズバトルも是非見てみたいところですね。
最後に、シナイでスネをペシペシされているのに、無表情だったダイヤモンドユカイさん。