突然、その町の高校生以外の全ての住人が消えた・・・。
Netflixオリジナル連続ドラマ「The Society(ザ・ソサエティ)」を3話まで鑑賞しました。現時点でめっちゃ面白いです・・・。
(あまりの面白さに3話まで一気見しちゃいました)
というわけで、ネタバレ無しで、「ザ・ソサエティ」の面白さを伝えます。
関連記事:
※関連記事は最後にまとめて紹介します目次
予告編(トレイラー)
作品情報
公開年 | 2019年 |
---|---|
原題 | The Society |
エピソード | シーズン1:10話 |
製作国 | アメリカ |
監督 | エピソードごとに異なる(1話,2話,最終話はマーク・ウェブが担当) |
脚本 | エピソードごとに異なる(1話,2話,最終話はクリストファー・キーサーが担当) |
ジャンル | ヒューマンドラマ,ダーク,ミステリー |
主要キャスト |
キャスリン・ニュートン ギデオン・アドロン ショーン・バーディ ナターシャ・リュー・ボルディッゾ ジャック・コリモン オリヴィア・デヨング アレックス・フィッツァラン クリスティン・フロセス |
配信サイト・媒体 |
Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ・みどころ
学校行事のキャンプが中止になり、予定より早くそれぞれの家に戻ったウェストハム高校の生徒たち。だが、町の住民全員がこつ然と姿を消していて…。
引用:Netflix
魅力
①「急に高校生だけになった」という、不穏だが少しワクワクする展開
②登場人物が個性的なので、キャラクターを割と覚えやすい
③1エピソードの中でのイベント量が凄い(特に1話はかなり詰め込まれていた)
④「13の理由」ほど生々しくなく、見やすい
【ネタバレ無し】感想
・若者だけの世界
・どうやって生き延びるか
・そもそもなぜ他の住人が消えたのか
この手の設定の作品はたくさんありますね。
ネトフリ独占の「ハンドレッド」という作品も似たような感じです。
「町に閉じ込められる」という設定は、「アンダー・ザ・ドーム」に似ています。
こういう「閉鎖的な空間に、突然あるコミュニティが閉じ込められる」という設定は、やっぱりワクワクします。
・何が起きたのか?
を徐々に把握しいくのももちろん楽しいですが、
・彼らがどんなトラブルに巻き込まれていくのか?
という人間摩擦も魅力ですね。
若者たちに何があったのか?
「ウエストハム高校」の生徒たちは全員、学校行事のキャンプのため、全員がスクールバスに乗って現地に移動します。
しかし移動中激しい雷雨に見舞われキャンプは中断。バスは学校に引き返します。
学校でバスを降りる生徒たち。
しかし親は迎えに来ておらず、しかも連絡も取れません。
仕方なく各自歩いて家まで帰るのですが、この町の住人たちは一人残らず失踪していることが分かりました。
他にも、
・町から外に出る道路が全て封鎖されている(木々が倒れている)
・森を抜けようとしても、不自然なくらい森が続いてる
・コイントスをすると何故か裏が出る率が異様に高くなる・・・
など、いくつかミステリアスな要素が存在します。
また、住人が消える以前から、この町では度々漂ってくる悪臭が問題となっていました。
この悪臭と失踪は明らかに関係ありそうですが、現時点ではまだ明かされていません。
また、「落書き」の要素もありました。
キャンプ前に発見した意味ありげな落書きが、キャンプから戻ると消えていたのです。
第三話ではまた大きなイベントが発生し、彼らは自分たちが今どこに居るのかについて、より迷うことになります。
・ここは本当に以前の街なのか?
・パラレルワールドなのか?
・何かの実験なのか?
・別の星なのか?
個人的には、生徒たちを下ろした後、何も言わず速攻でバスが出発して消えたのが気になります。
あの不自然さから「バスの運転手はグル」に見えましたが、ミスリードかもしれませんね。
主要キャスト
アリー役:キャスリン・ニュートン
“To hear people finally watching it and falling in love with all of the characters on the show has blown me away. It’s like it’s finally becoming real.” – @kathrynnewton on hearing fan responses on #TheSociety pic.twitter.com/2fQeTuQCtY
— BUILD Series (@BUILDseriesNYC) 2019年5月14日
主人公の「アリー」を演じる「キャサリン」です。
アリーは大人たちがいない極限状態の中、全員を取りまとめるリーダーとして、様々な苦しい決断を迫られる重要な役どころです。
キャスリン・ニュートンは、「名探偵ピカチュウ」にも出演しています。
ウィル役:ジャック・コリモン
「ウィル」は元の世界では孤児で、複数の里親の元で育ってきました。
そのせいか、一匹狼感の強い、イケメンだけど友達が少ないなんとも言えない男・・・
という存在です。
しかし今の世界では、アリーを支え、状況を好転させるべくあらゆる努力を行う良いキャラクター。
ゴ―ディー役:Jose Julian
「ゴ―ディー」は理系知識に長けたオールマイティープレイヤーで、高校生とは思えない程に博識です。
彼が居なければ、この世界でここまで文明は発展しなかったでしょう。
ゴーディーは、軽度な医学知識、弾丸の生成、天体観測などが行えます。
グリズ役:Jack Mulhern
「グリズ」は学校のアメフトチームに所属しており、そのガタイの良さから「ザ・ガード」という、この世界で秩序を守る団体で活動しています。
また、アメフト仲間は基本的にアホっぽいキャラクターばかりなのに、グリズは多少の医学知識を持っており、また、感受性も豊か。
ある人物の為に、自分も手話を覚えるという努力家でほほえましい一面もあります。
個人的に凄く好きなキャラです。
【シーズン1鑑賞後】完全ネタバレ感想
「彼らの身に何があったのか?」
その答えは、最終エピソードである10話のラスト1分で唐突に語られます。
アリー達は既に死んでいるようです・・・。
ラストで急に大人が登場し、子供たちに「ピーターパン」の読み聞かせをするシーンがありました。
そしてその後ろに「安らかに眠る」という文字と共に、「キャンベル」「サム」「エル」などの名前が書いてあり、どうやら「ウェストハム高校」の生徒全員の名前が書いてあるようでした。(全員にしては少し少ない?)
よって、彼らはキャンプに行ったまま、そのまま行方不明になったか、もしくは死んだけど当人たちはそれに気づいてない・・・みたいな設定だと思われます。
最終話になって急に
・壁の落書き
・彼らをこの世界に連れてきたバスの運転手
などが登場し、「いよいよ伏線回収の流れか?」と期待しましたが、結構唐突に終わりました。
・悪臭の正体
・ここは本当はどこなのか
はまだ未解明です。
恐らく続きがあるものと思われます。
シーズン2に期待しましょう。
【Netflix・海外ドラマ感想】「The Society(ザ・ソサエティ)」の魅力4個。突然時空を超えた街…:評価・まとめ
S1の最終話まで鑑賞しましたが、うん、面白かった。
記事中に登場したリンク: