ドイツ発Netflixオリジナルドラマ「DARK」を見終えました。
とても面白かったので感想を書きます。
※当記事はネタバレを含みます。
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作品情報
公開年 | 2018年 |
---|---|
原題 | Dark |
上映時間 | 全10エピソード |
製作国 | ドイツ |
監督 | Baran bo Odar |
脚本 | Baran bo Odar |
ジャンル | SF、スリラー、ドラマ |
主要キャスト |
Louis Hofmann(ジョナス) Sebastian Rudolph Maja Schöne Angela Winkler |
配信サイト・媒体 |
市販DVD Netflix…他 Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ
2019年。不可解な悲劇の歴史を持つドイツの小さな町ヴィンデンで、地元の少年が失踪し、住人たちは不安に包まれる。
引用:Netflixここにサイト名
相変わらずNETFLIXで紹介されているあらすじは短いので補足します。
あらすじで紹介されている「不可解な悲劇」とは、「33年おきに子供が行方不明になる」ということです。
そして作品のテーマの一つに「タイムトラベル」があり、もちろんこの事件にもそれが関わってます。
DARK(ダーク)の見どころ
まずはトレイラーをご覧ください。
面白そうな感じがビンビン伝わってきませんか?
ミステリアスで、暗くて、どこか物悲しくて、そして若者たちのシリアスな表情が最高。
しかも音楽も良い。
本編はこのトレイラーのまんまです。
このトレイラーの雰囲気が好きなら絶対にハマります。
ストーリーもちゃんと引き込まれますが、海外ドラマでよくある「田舎町のサスペンス」という枠に収まっているように思います。
住人が何かしら秘密を隠し持ってたり、あの人とこの人が不倫してたりなど、人間模様はそんな感じでドロドロしてます。
「タイムトラベルによるドンデン返し」も一部ありますが、終着点が見当たらないため、ストーリーは正直良く分かりません。
この辺りは後程語りますが、DARKの見どころとしては、
・ドイツの美しい田舎町が超高画質で観れる
・シリアスな若者たちの表情がかっこいい
・暗くて美しい讃美歌とシンセの音が楽しめる
辺りだと個人的には思ってます。
もちろんストーリーも楽しめますが、どちらかというと「先に作風を思いついて、その作風にあった当たり障りの無い脚本を付け足した」という感じがします。(超個人的意見)
だから、作風にガッチリハマってるストーリーではありますが、「脚本おもしれー!」となる程のものではありません。
というか、シーズン1時点ではまだ完結しておらず、明らかにシーズン2に続く終わり方だったので、シーズン2に期待です。
シーズン1の感想
「作風に合わせた脚本」と言うと、まるでストーリーについて難癖付けてるように聞こえますが、実際は一気見するほどハマりました。
主人公の「ヨナス(ルイス・ホフマン)」が着てる黄色いマウンテンパーカーが凄くかっこいいです。
また、「DARK」というテーマ通り全体的に暗いトーンの映像が続くので、ヨナスのマウパの黄色が凄く映えます。
まるで「光」のようです。
恐らく製作陣は意図してこの色の服を着せているのでしょう。
ストーリーは「捜査を進める大人側」と、「ホラーと学園生活のティーン側」で別れているように思います。
「タイムトラベル」に関しては、少なくともシーズン1時点では理由についてしっかり説明されていません。
恐らくですが、この辺りに科学的根拠っぽい説明は準備されていないように思います。
タイムトラベルについては飽くまで「オカルト」として捉え、それに伴う人間模様や事件・事故を主軸として進んでいるようです。
毎話ではないですが、2~3話に一度は極端な盛り上がりを見せます。
その盛り上がりは見ていて本当に面白いですね。
DARKの感想:「美しさ」が一番の魅力
DARKの魅力はやはり「映像コンテンツとしての美しさ」にあると思います。
何度も言いますが、トレイラーの魅力が半端じゃなく、そして本編ではそのトレイラーの美しさを思う存分堪能できます。
調べてみたら4K画質のようです。
僕のネトフリ会員レベルでは2Kまでしか楽しめませんが、それでも高精細な映像でDARKの世界観を堪能できます。
たぶん、10年前の画質でDARKを楽しむことは無理です。
いや5年前でも無理かもしれません。
それほど「高精細であるべき映画」です。
ドイツの冷たさが伝わってくる最高の映像美、そして雰囲気がありますので、
気になる方は是非見てみてください。
絶対に後悔はしないはずです。