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【Netflix・映画感想】「イン・ザ・トール・グラス」の魅力5個。その迷路からは絶対に出られない

【Netflix・映画感想】「イン・ザ・トール・グラス」の魅力5個。その迷路からは絶対に出られない

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この記事はたぶん 4 分で読めます。
ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

一度その草むらに迷い込んだら、もう二度と出られない・・・。
「スティーブン・キング」原作のNetflix独占ホラー作品「イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路」を鑑賞しました。
いつも通りネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※ここからネタバレを含みます。」という
文章の直前までを目安にご覧ください。

予告編(トレイラー)

※日本語字幕無し

作品情報

公開年2019年
原題In the Tall Grass
上映時間101分
製作国アメリカ
監督 Vincenzo Natali
脚本 Vincenzo Natali(原作:スティーブン・キング)
ジャンル サスペンス,ホラー
主要キャスト パトリック・ウィルソン
ライズラ・デ・オリヴェイラ
エイヴリー・ホワイテッド
配信サイト・媒体 Netflix独占
※記事公開時の情報です

あらすじ・みどころ

助けを呼ぶ少年の声を聞き、高い草が生い茂る広い草むらに足を踏み入れた妊婦とその兄。だが、やがて互いを見失い、そこから出られなくなる。

引用:Netflix

魅力

①限定された状況下での登場人物の心理描写がしっかり描かれている

②おどろおどろしい演出が中々怖く、ゴア描写もある

③不可解な状況の作り方が上手く、前半は非常にワクワクする

④オカルトの中にしっかりと「定義」がある。だから適度に現実味がある

⑤上手くまとまったラスト

気になる点

・相変わらず明らかにならない謎

【ネタバレ無し】感想

【ネタバレ無し】感想

ネトフリ限定のホラーは、割と「ハズレ~凡作」が多いのですが、久々の大当たりです。
ホラー小説の巨匠「スティーブン・キング」原作とあって、ストーリーが本当に、本当に面白い。

「一度その草むらに迷い込むと、二度とそこから出られら無くなる」

というどっかで聞いたことあるようなプロットですが、それを最初から最後まで、緊張の糸を途切らせることなく描いています。

またキングの作品は、どれも「オカルト」要素が登場しますが、基本的にそれは「極限状態」を作り出すためのアイテムでしかありません。

本作でも「謎の草むら」が登場しますが、それが何故存在するのか、どういう原理なのか、的なことは解明されず。
しかし見どころは「その状況下でのサバイバル」なので特に問題は無いでしょう。

というわけで、本作はマジで当たりです。
ちょっとでも興味を持たれた方は、この続きを読まずに、まずは映画を見てみてください。
本当にお勧め。

※ここからネタバレを含みます。
 
 
 
 

【ネタバレ有り】感想

「ネタバレ無し感想」では完全に伏せましたが、本作は「ループ物」です。

・トライアングル(2009)
・パラドクス(2014)
辺りが近いでしょうか。

そしてループ物の醍醐味「伏線回収」をしっかり活かしています。

例えば、序盤で、緊迫した様子の謎の電話が“自分から”かかってきたら、それは数時間後の自分がかけたものだった・・・的なやつ。

 

そういうおいしい展開がふんだんに詰め込まれています。

良い点:敵が怖過ぎ

猛ダッシュで追いかけてくる「Ross Humboldt」
猛ダッシュで追いかけてくる「Ross Humboldt」

本作における「敵(草むらの正体)」は最後まで明かされませんが、作中に登場する「黒い岩」に触れたことで、「ロス(役:パトリック・ウィルソン)」というパパが謎の力に支配され、凶暴化します。

上記画像は、そんなパパが猛ダッシュで追いかけてくるシーン。

心の奥底にある「父親への恐怖心」が引っ張り出される気分です。

また、彼がロックを歌いながら屋上まで追いまわしてくるシーンは、さり気ないながらもかなり怖いものでしたw

良い点:オカルトの中に「定義」が用意されている

良い点:オカルトの中に「定義」が用意されている

「謎の力を持った草むら」は現実ではあり得ません。
完全なオカルト要素です。

しかし、「何でもあり」というわけではありません。

 

確かにその草むらは迷路のように入り組んでおり、また、時空も超えています。

しかし、「死体の場所は動かせない」という設定もあります。

最初にこの説明があった時、この要素がどういう意味を持つのか謎でしたが、主人公の一人「トラビス」の機転により、この設定が活かされました。

この草むらの中では、みんなお互いに会話は出来るけれど、謎の力によってそれぞれの居場所が変わってしまう為、接近することが出来ません。
そこでトラビスは、「死体は動かせない」という条件を利用し、「フレディ(犬)の死体の傍にいる」という「トービン」の声がする方へ集まるよう指示を出します。

ここでやっと全員合流。
孤独で絶望的なシーンが続いた直後だったので、とてもグッと来ました。

良い点:割とまとまったラスト

良い点:割とまとまったラスト

・謎の力を持った草むら
・ループ現象

など、不可解な存在が登場する作品ですが、それらの力の要因は不明なままでした。

しかしキング作品とはそういうもの。
原因なんてどうでも良くて、とにかくその状況を作り出せればいい

ただしどんな作品でも、傑作にする為には、充実したラストを迎えなければなりません。

そして本作は無鉄砲な終わり方はしません。
映画として満足感が得られるような終わり方をします。

そして「繋がり」を持たせることにも成功しています。
ある程度伏線を回収する形でラストを迎えるという事ですね。

最近は終わり方が雑な海外ドラマなどが多いですが、本作は安心してラストを迎えられるはずです。

【Netflix・映画感想】「イン・ザ・トール・グラス」の魅力5個。その迷路からは絶対に出られない:評価・まとめ

 

85点

マジで不気味で怖かった。
でも序盤のワクワクさはさすがキング原作、という感じ。

2019年の傑作映画の一つ。
ネトフリ契約してるなら絶対に見るべき。

レビュー
Video Image
レビューした日
レビュー作品
イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路
総合評価
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作品タイトル
イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路
作品内容
スティーブン・キングと息子のジョー・ヒルによる同名短編小説を実写化した不条理スリラー。広大な大地を車で旅する妊娠中のベッキーと兄カルは、大人の背丈より高い草で覆われた草むらの中から、助けを求める少年の声を聞く。
作品公開日
2019-01-01



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「ぱっかんブログ」という雑記ブログで、映画やら何やらと色々書いてましたが、映画記事数が増えたのでそれを「ぱっかんシネマ」として立ち上げました。
洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

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