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【感想】「アンフレンデッド:ダークウェブ」の魅力3個。傑作“PC画面ホラー”の続編

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ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

たまたま拾ったハイスペックPCは、実はダークWeb常習者の物だった・・・。
PC画面上で完結するホラー作品の2作目「アンフレンデッド:ダークウェブ」を鑑賞しました。
いつも通りネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。

まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※ここからネタバレを含みます。」という
文章の直前までを目安にご覧ください。

予告編(トレイラー)

作品情報

公開年2018年
原題Unfriended: Dark Web
上映時間93分
製作国アメリカ
監督スティーブン・サスコ
脚本 スティーヴン・サスコ
ジャンル ホラー
主要キャスト コリン・ウッデル
ベティ・ガブリエル
レベッカ・リッテンハウス
アンドリュー・リース
コナー・デル・リオ
ステファニー・ノゲーラス
配信サイト・媒体 市販DVD
Amazonプライムビデオ…他
※記事公開時の情報です

あらすじ・みどころ

手に入れた中古のパソコンでソーシャルメディアにアクセスしたマタイアスは、そこに表示された以前の所有者と思われる「Norah」というアカウント名を、自分のアカウントに書き換えて使い始める。すると、PC内に、監禁された女性を映した動画など、おぞましいファイルの数々が保存されている隠しフォルダ発見。

引用:Netflix

魅力

①前作と違い「オカルト」に頼らなかった

②Photoshopの操作シーンでちゃんとした使い方をしていたので、PC操作面でのリアリティはある

③サスペンス要素がしっかりしてる

気になる点

・全体的に画質が良過ぎてリアリティに欠ける

・ノイズのエフェクトが少しダサく、怖さが出ていない

・登場人物の死に方、襲われ方にオリジナリティが無い

【ネタバレ無し】感想

【ネタバレ無し】感想

前作の「アンフレンデッド」がめちゃくちゃ好きだったので、その遺伝的続編にあたる本作「ダークウェブ」も尻尾を振りながら鑑賞しました。

本作もそれなりに面白かったのですが、前作には及ばず・・・。

まず、前作は「自殺した友達」がホラー要素でしたが、本作では「ダークWeb常習犯(ハッカー)」がそれに当たります。

「生きた人間が一番怖い」という言葉があるように、裏の世界を生きるハッカーが、どんな手で登場人物を追い詰めていくのかに興味を惹かれました。

しかし特に「人間特有の怖さ」は感じられず、観ていてドキドキするような、そんな展開は一つもありませんでした

 

最後まで退屈せずに鑑賞できますが、怖さや興味は前作を下回ります。

※ここからネタバレを含みます。
 
 
 
 

【ネタバレ有り】感想

良い点:サスペンス要素が強い

良い点:サスペンス要素が強い

前作も「誰が“友達”を自殺に追い込んだのか?」という鑑賞者に向けたサスペンス要素がありましたが、本作では軽い「どんでん返し」のようなものがありました。

主人公の「マタイアス」は、カフェの落とし物コーナーに放置されていた「Mac Book」を拾って自分のものにしました。

しかしそれはハッカーの物で、そのせいでマタイアスと彼の仲間たちは奴らに殺されていきます。

ハッカーはしきりに「PCを返せ」と言いますが、鑑賞中、当然ながら「なんでそんなヤバイもんをカフェに忘れる?」という疑問が残ります。

しかしそれは最後に「罠」という形で解決。
「マタイアス達が各犯罪の実行犯に仕立てあげられる」というバッドエンドでした。

「対人間」ということでサスペンス要素が生まれ、それを消化不良させずに解決させた点は中々良かった。

悪い点:全体的に軽すぎるエフェクト

悪い点:全体的に軽すぎるエフェクト

「敵」が映る時は画面にノイズが走ります。
それが特になんかダサかった。

 

なんというか、前作のギトギトした見づらさではなく、凄く軽い「動画編集ソフトにデフォルトで入ってそうなノイズ」みたいな、作り物感溢れるノイズ

しかも全体的に画質が良過ぎてホラー感が薄い。

裏動画
裏動画

盗んだPCに入っていた「裏物ビデオ」は、人を殺したり、人に残酷な事をするようなシーンは一切ありません。
それはそれで良いのですが、映像自体が軽過ぎて、どれもこれもリアリティに欠けます。

前作はガチな怖さがありましたが、本作は作り物感が伝わってしまってます。

悪い点:死に方がつまらない

ホラー映画の「面白い」「面白くない」は「死に方」に依存すると思ってます。

ユニークで印象的な死に方(または殺し方)を魅せ続けるホラーこそ至高。

本作は、残念ながらその辺にこだわりがありませんでした。
ストーリー上仕方が無かった点もあると思いますが、出来ればもっと楽しませて欲しかった。

ただ、「虚偽の通報でSWAT隊を突入させる」というアイディアは、現実でも社会問題に発展してる事なので、それも踏まえて素晴らしいオリジナリティだったと思います。

【感想】「アンフレンデッド:ダークウェブ」の魅力3個。傑作“PC画面ホラー”の続編:評価・まとめ

【感想】「アンフレンデッド:ダークウェブ」の魅力3個。傑作“PC画面ホラー”の続編:評価・まとめ
 

55点

まぁまぁ面白かった。
こういう「PC系ホラー」は大好きなので、他にオススメのPCホラー映画があれば是非教えてください。

レビュー
Video Image
レビューした日
レビュー作品
アンフレンデッド:ダークウェブ
総合評価
31star1star1stargraygray
作品タイトル
アンフレンデッド:ダークウェブ
作品内容
拾ったPCから「ダークウェブ」にアクセスしてしまった少年。少年の仲間は「彼ら」によって一人、また一人と消えていく。
作品公開日
2019-03-01



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「ぱっかんブログ」という雑記ブログで、映画やら何やらと色々書いてましたが、映画記事数が増えたのでそれを「ぱっかんシネマ」として立ち上げました。
洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

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