いつも喧嘩ばかりの兄妹がサンタと協力し、クリスマスを成功させる為に奮闘するNetflixオリジナル作品「クリスマス・クロニクル」を鑑賞しました。
久しぶりにネトフリ限定の大作コンテンツでしたね。
というわけで感想を書いていきます。
当記事はネタバレ無しです。
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予告編(トレイラー)
作品情報
公開年 | 2018年 |
---|---|
原題 | The Christmas Chronicles |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ |
監督 | クレイ・ケイティス |
脚本 | マット・リーバーマン |
ジャンル | アドベンチャー、ファミリー、ファンタジー |
主要キャスト |
カート・ラッセル ダービー・キャンプ ジュダ・ルイス キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー オリヴァー・ハドソン ラモーン・モリス マーティン・ローチ |
配信サイト・媒体 |
Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ・みどころ
10歳になってもサンタクロースの存在を信じる少女ケイトとそんな彼女をからかう兄テディは、クリスマスイブの夜にサンタの姿をカメラに捉えようと計画する。やがて2人の前に、プレゼントを配る本物のサンタが出現。しかし2人のせいでソリが墜落してしまい、サンタは大ピンチに陥ってしまう。
魅力
①兄妹の絆にグッと来る
②「カート・ラッセル」演じるサンタさんがイメージ通りで完璧
③「エルフ」の挙動がディズニーピクサーみたいで愛くるしい
④トナカイのモフモフ感が可愛い
⑤キレイにまとまったラストにしっかりと感動できた
気になる点
・ストーリーに魅力があまり感じられないが、ファミリー向けなので仕方ない
・兄弟喧嘩の末、妹の金魚に攻撃する兄が少し気になった
・体質的な問題だが、中盤のミュージカルシーンが肌に合わなかった
【ネタバレ無し】感想
サンタの存在を信じ続ける妹の「ケイト(ダービー・キャンプ)」と、年頃的に非行に走りがちな兄の「テディ(ジュダ・ルイス)」はいつも喧嘩ばかり。
2018年のクリスマスイブ。
急用により母親は仕事へ。
友達と遊ぶ予定のテディだったが、母親に「ケイトの面倒を見て」と言われ家でしぶしぶケイトと二人きりで過ごすことに。
ケイトは嫌がるテディに無理やり協力させ、「サンタの盗撮」を目論む。
ケイトの勘は的中し、本物のサンタが家の中へ―
逃げるサンタを追いかけるように外へ出ると、そこには宙に浮くトナカイとソリが。
ケイトはテディの抑止を振り切ってソリに飛び乗り、それに続くようにテディもソリに。
しかしその結果ソリは墜落してしまう・・・。
というプロットのお話。
サンタは「クリスマス・スピリット」というパーセンテージであらわせる指標を常に気にしており、そのクリスマススピリットを下げない為に毎年プレゼントを配っているようです。
「幸福度メーター」みたいな感じですかね。
典型的なキッズ向けだが、最後には大人でも暖かくなれる
ファンタジーものが好きなら大人一人でも十分楽しめる作品です。
僕は十分楽しめたし、最後はきっちり涙ぐみながら感動できました。
ネトフリオリジナル作品の中でもハイクオリティーな方で、VFXはチープさが一切無く、興覚めせずに最後まで感情移入できます。
「ハリーポッターの製作スタッフが手掛ける・・・」という触れ込みなのでそれ系の作品を期待してしまう人もいると思いますが、こちらはミステリアスな要素はゼロ。
最後まで王道的展開なので、脚本的な部分での盛り上がりはあまり求めない方が良さげ。
イースターエッグ:「ストレンジャー・シングス」を観てる人物がいた
作中にて、ネトフリ限定連続ドラマ作品「ストレンジャー・シングス」が登場しました。
ストレンジャー・シングスはネトフリを代表するメガヒットコンテンツで、記事こそ書いてませんが僕も大好きな作品です。
タブレットに映っているのは紛れもなく「ダスティン(役:ガテン・マタラッツォ)」です。
作品内では確か「歯抜け」と揶揄されるシーンもあった気が。
右から2番目がダスティンです。
というわけで、ネトフリユーザーへのファンサービスシーンがあったのが地味に嬉しい。
評価・まとめ
80点
どうでもいいですが、序盤の「サンタトラップ」を設置してるテディとケイトを観て、「ホーム・アローン」を思い出しました。
見終えた後にちゃんと暖かくなれる、クリスマスシーズンに打ってつけの作品です。
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