Netflixオリジナルドキュメンタリー作品「ザイオン」を鑑賞しました。
11分と短い作品です。
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予告編(トレイラー)
トレイラーは英語版しか用意されていませんが、本編は日本語吹き替えまで用意されています。
作品情報
公開年 | 2018年 |
---|---|
原題 | Zion |
上映時間 | 11分 |
製作国 | アメリカ |
監督 | フロイド・ラス |
ジャンル | ドキュメンタリー、海外、スポーツ、心に響く |
主要キャスト | ザイオン・クラーク |
配信サイト・媒体 |
Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ
生まれたときから下肢を持たず、長い間里親の家を転々として育ったザイオン・クラークは、レスリング競技に活路を見出し、日々練習に励む。短編ドキュメンタリー。
引用:Netflix
「ザイオン」が背負うハンディキャップ
生まれつき下半身が無く、両手をしっかりと地に付け力強く歩くザイオン。
彼は「足が無い」というハンディキャップを、そもそもハンディキャップとして捉えていませんでした。
作中で彼は「僕は低い姿勢になれていて、義足を付けることが好きじゃなかったんだ。立ち上がると何でもできる。出来ないはずのことがね。そこに腹が立った。僕は僕らしくいたかった。」と言っています。
彼は非常に力強い生き方をしています。
11分の中に詰め込まれた「興奮」
本作を見終えると、一本の長編映画を見終えた時と同じ満足感が得られました。
本作は、日本で良く作られるような「福祉関係のドキュメンタリー」ではありません。
恐らく本作の目的は、「募金集め」等ではなく、「ザイオンの生きざま・魅力」をちゃんと伝えることだと思います。
ガチムチで筋肉質のザイオンを、可能な限りカッコよく、映画のように映しています。
色彩を抑えたシックな映像。
静かだけど興奮を誘う音楽。
そして、ピッタリとハマっている吹き替え版の声優。
本作は映像コンテンツとして、「人を惹きつけるモノ」をしっかりと詰め込んでいます。
評価・まとめ
こんな事を言うとあれですが、映像コンテンツとして十分に面白い作品でした。
作品としての「ザイオン」は恐らく相当なマイナーコンテンツですが、ネットフリックスに契約している方なら、一度見てみてください。