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この記事はたぶん 10 分で読めます。
ぱっかん
執筆者:「ぱっかん(@pakkan316)」見る映画の9割が洋画です!

Netflixオリジナル作品「イノセンツ」のシーズン1を鑑賞したので、感想を書きます。
途中からネタバレを含むので、未鑑賞の方は「ここからネタバレを含みます」という注意書きの直前までをご覧ください。

※関連記事は最後にまとめて紹介します

※当記事は
「イノセンツ ネットフリックス」
「イノセンツ シーズン1」
「イノセンツ 感想」
などのワードで検索される方におすすめです。

予告編(トレイラー)


※英語版、日本語字幕なし

作品情報

公開年2018年
原題The Innocents(翻訳:無実)
エピソード数全8話(シーズン1)
製作国イギリス
原作・制作ハニア・エルキントン、サイモン・デュリック
ジャンル 超自然、ラブロマンス、知性を刺激する
主要キャスト ソーシャ・グラウンドセル
パーセル・アスコット
アーサー・ヒューズ
ガイ・ピアース
サム・ヘイゼルダイン
ナディーン・マーシャル
ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン
ラウラ・ビルン
配信サイト・媒体 Netflix独占
※記事公開時の情報です

あらすじ・みどころ

何でも管理したがる父のもとを離れたいジューンが、恋人ハリーと町を出る計画の日がついに来た。だが悲惨な遭遇のせいで、2人の予定はひっくり返る。

引用:Netflix

「ハリー(パーセル・アスコット)」と「ジューン(ソーシャ・グラウンドセル)」
「ハリー(パーセル・アスコット)」と「ジューン(ソーシャ・グラウンドセル)」

主人公の一人「ジューン」は、「シフト」という変身能力を携えた「シフター」であり、時折、発作的に他人と入れ替わります。
最初はおじさんと入れ替わりました。

というように、「姿かたちが他者になる」という超自然現象が存在する作品ですが、「ジューンとハリーの家出」がメインのラブロマンスです。

可愛い二人の冒険、そして小汚くも美しいロンドンの街並みが見どころ。

ロンドンの街並みが良い
ロンドンの街並みが良い

【ネタバレ無し】感想

トレイラーでは、「少女がおじさんに入れ替わる」という、観るモノを凹ませる悲惨な瞬間がピックアップされていたので、鑑賞をためらっていました。

しかしおっさんと入れ替わったのはそのトレイラーに使われたシーン1回だけで、それ以外は特に悲惨な入れ替わりはありませんでした。

だから安心して鑑賞できます。

作中では語られませんでしたが、彼女の見た目がおじさんになるなんて、本人だけじゃなく、恋人からしてもとても悲惨です。

そして「シフター」という能力について盛り上がってくるのはエピソード4以降くらいです。
それまではその能力が良く分からないままに発動し、ひたすらジューンを困らせていました。

なのでもしかしたら、「序盤はあまり面白くない」と思われるかもしれませんが、頑張って最後まで鑑賞してみてください。
きっと満足できるはずです。

序盤 → ハリーとジューンの駆け落ちメイン
中盤以降 → シフターとしての設定が活きだす

 

って感じです。

脇役たちの存在感が良い

特にジューンの家族である「父親」「兄」の存在は、本作の見どころの1つと言えるくらい好きなポイントです。

ジューンに対して異常なまでに厳格な父親「ジョン(サム・ヘゼルディン)」は、序盤では非常に怖く、いかにもな悪役キャラでしたが、次第に魅力的に映ります。

ジューンの父「ジョン(サム・ヘゼルディン)」
ジューンの父「ジョン(サム・ヘゼルディン)」

そしてジューンが心を許す「兄」の「ライアン(アーサー・ヒューズ)」は、ジューンと同じで厳しい父親を当然嫌っていますが、「ジューンが何かに巻き込まれた」という状況から、父親と協力しながらジューンを探します。

ジューンの兄「ライアン(アーサー・ヒューズ)」
ジューンの兄「ライアン(アーサー・ヒューズ)」

ちなみにライアンは引きこもりという設定で、更に右手に障害を抱えています。
また、引きこもりと言っても単なるニートではなく、「広場恐怖症」というもので、外に出るだけでも相当な覚悟が必要なようです。

この「ジョン」と「ライアン」の、ちょっと距離があるけど協力しているという微妙なバランスが、見ていてすごく楽しかった。

メインは「ラブロマンス」

ネットフリックスオリジナルドラマは、陰湿で重苦しいサスペンスが多く、また、本作のトレイラーも重苦しい雰囲気なので、「イノセンツは重い方の作品」だと勝手に思っていました。

 

しかし蓋を開けてみると全然重苦しい印象は無く、家出した若者二人がロンドンで右往左往するというカジュアルな作品でした。(序盤は)

「肉体が他人の物に変わる」という現象が本筋に影響を与え出すのも中盤からなので、序盤は特にラブロマンスの印象が強いです。

補足:「君の名は」のような入れ替わりとは別物

「君の名は。」では、人格が入れ替わっていました。
それもちゃんと「交換」という形で、互いに同条件の影響を受けていました。

しかしイノセンツの「シフター」という能力は、「肉体」が入れ替わります。

主人公の一人「ジューン」がシフターなんですが、ジューンの体が、他の誰かに変形していきます。
だから人格はジューンのまま。

そしてジューンの肉体が別人になっている間、その「本体」は昏睡状態(カタレプシー)となるようです。

※ここからネタバレを含みます
 
 
 
 

【ネタバレ有り】感想

良い点:ロマンスパートが見やすい

ハリーとジューンのラブロマンスがメインとなっている本作ですが、そこが甘ったるくなく非常に見やすいと思いました。

ハリーが時折ジューンに甘い言葉をかけるのですが、その分野に関してハリーは知的で、セリフ回しを聞いていて、中々グッと来るものがありました。

 

ジューンが他人にシフトしてしまい恐怖に慄く(おののく)中、元のジューンに戻ってもらおうと必死に「ジューンについて」を語るハリーは本当に素晴らしく、あれは名シーンの一つだったと思います。

助けるよ。
いつだって
君が大切だし、僕には君だけだ
分かった・・・?
ジューン、ねぇ。さっきは僕が悪かった
 
これまでの出会いの中から、僕が選ぶのはジューン・マクダニエル
真っ青な海の上を連想させる目
ひじのしわの中にあるそばかす
手を取ると僕の指に絡みつく指
 
君の初めての手紙
初めてもらった返事
怖くて三日間開けられなかった
 
インクで指紋を残したね
その中に・・・
 
君に関係するすべてのものを愛してる
 
だから、お願いだ
君も全てを愛して欲しい

「Innocents」エピソード4でのハリーのセリフ」

良い点:「ケム」のキャラ設定が良かった

僕が好きな登場人物の一人に「ケム」というシフターがいます。
ケムは本名を「フレイヤ」と言い、敵か味方か分からない微妙な立ち位置のキャラクターです。

ケム(役:Abigail Hardingham)
ケム(役:Abigail Hardingham)

そういうミステリアスな雰囲気だからこそ、僕はよりケムの事が気になったんだと思います。

そしてこういう「超能力系ドラマ」において、ケムのようなキャラの存在は不可欠です。

能力に目覚めて四苦八苦するジューンに対し、幼い頃から能力に目覚め、それを自由に使いこなせるケムは、ジューンのアドバイザーでもあります。

しかしどこか闇を抱えており、そして割と自分勝手な振る舞いを行うことで、ジューン達と敵対してしまいます。

ケムは最終話でも重要な役割を与えられており、改めて、本作には必要不可欠な存在でした。

少し悪い点:「シフト」を利用したサイドストーリーが少ない

 

Netflix独占ドラマの「sense8(センスエイト)」では、「精神的な繋がりを持つ8人の男女が、互いに精神を交換し助け合う」というストーリー・設定がありました。

そしてsense8では、「入れ替わり」を最大限に駆使し、波乱やトラブルを乗り越えていきます。

対してイノセンツは、「シフト」という能力を使って、状況を切り抜けるシーンがあまりありませんでした。

そういうシーンもある事にはありますが、それは本筋に影響を与える最低限な部分のみで、基本的には「シフターは病気」という程度の扱いだったと思います。

もっとこう「通常の人間とは違うからこそ得した事」「損した事」を、小さなサイドストーリーとして盛り込んで欲しかった。

ただ主人公のジューンは、作品終盤までシフトの使い方を良く分かっていなかったので、そんなに自由気ままに能力を使いこなせる設定では無かったと思います。
だからサイドストーリーの組み込みは、よく考えると作品の性質上無理な話なのかもしれません。

しかし先ほど説明した「ケム」がシフト上級者であり、割とシフトを悪用するし、ラストで正義の鉄槌をくだす際もそれを利用します。
それもあって、僕はケムが好きなのかも。

考察

考察①シフトの対象となった人が昏睡状態に陥る条件

ジューンの母親「エレナ」が触れた「ルイス」は、3年近く昏睡状態(カタレプシー)となりました。

カタレプシー(catalepsy)とは、受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態である。強硬症(強梗症)、蝋屈症とも呼ばれる。緊張病症候群の一つで、意欲障害に基づくもの。

引用:カタレプシー – Wikipedia

その他、シフターのシフトの対象となった人物は、カタレプシーになったり、ならなかったりしています
最後も、事故で重傷を負ったジューンを救おうと、ハリーは自分にシフトさせ、その結果ハリーはカタレプシー状態となりました。

 

シフト対象者の意識の有無は、本作の「定義が曖昧な部分」の一つだと思います。

もしかしたら僕が気付いていないだけで、何か共通点があるのかもしれません。
僕は分かりませんでしたが、発生したシフト能力の定義をまとめておきます。

・「シフト上級者」のケムがシフトに利用した人物は、作中では総じて意識を取り戻している

・ジューンが初めてシフトした人物「スタイナー(Jóhannes Haukur Jóhannesson)」は、意識を取り戻している

・しかし、ジューンがその後にシフトした「リル」「デボラ」は、カタレプシーのまま

・「エレナ」が「ペナイン5事件」で触れた5人の対象者の中には、意識を取り戻した者と、戻せなかった者がいる

・ラストでジューンがハリーにシフトした直後、今度は「クリスティン」にシフトしてしまった。その後すぐに自分の体に戻ったが、クリスティンは平静を取り戻し、ハリーはカタレプシー状態となった。

僕の推測ですが、基本的には「こういう条件下でのシフトならば、意識は戻る」という定義は用意されておらず、意識が戻るか否かは「シフト関係者のテクニック」によるものでは無いかと思っています。

ケムのシフト対象者が意識を取り戻すのはもちろん、「スタイナー」も意識を取り戻しているのが気になります。

スタイナーはシフターでは無いのに、「ジューンの初めてのシフト」という不安定な状況を生き抜いており、そんなスタイナーは、サンクタムの研究の被験者にもなっていたので、シフトに関してなんらかの知識・耐性を持っていたのでしょう。

そういう「対象者の知識的な部分」も、意識を取り戻すのに必要なのかもしれません。

考察②最後にカタレプシーとなったハリーが、「また会えるよ。すぐに」と言った理由

※未解決。解決済
最後、ジューンにシフトさせ、そのまま意識を取り戻せなかったハリー。

ジューンは必死に、
「Please come in(ハリー、戻ってきて。)」と訴えますが、悲しくもハリーは、一点を見つめたまま「See you soon(また会えるよ。すぐに)」と宣告します。

Bad endです。

 

改めて、シフトされ、呆けた状態となった対象者は、何かしらの問いかけには応じますが、言ってることの意味は分かりません。

「私を受け入れて」と唱える場合もあります。

個人的には、何かの共通点・意味がありそうだし、あって欲しいと願っていますが、まだ見つけていません。
誰か見つけたら是非教えてください。

2018年9月3日 追記:
カタレプシー状態となったハリーが最後に言った言葉「また会えるよ。すぐに。」
これはまだ健全な状態のハリーが、ジューンに対して最後に言った言葉でもあります。(本当の最後のセリフは”大丈夫だよ。それでいい”でしたが)

そして、最初からずっとカタレプシー状態だったハリーのお父さん「ルイス」は、「俺を受け入れてくれ」と唱えていました。

「俺を受け入れてくれ」は、ルイスがエレナ(ジューンママ)と浮気をしていた時に言っていたセリフだと、終盤で判明しましたね。

つまり、カタレプシー状態となった者は、「健康な状態の頃の記憶(もしくはシフトされる直前のセリフ)」を繰り返し唱えるという設定なのかもしれません。

※この件についてコメントをくださったyuna 様、ありがとうございます。スッキリしました・・・。

考察③「ケム」は最後、どういう経緯でサンクタムに戻ってきたのか

こっそりサンクタムに侵入し、サンクタム崩壊へと導いた「スタイナー」
でも実際はそれはスタイナーでは無く、スタイナーにシフトした「ケム」でした。

 

ケムがサンクタムに侵入する直前、スタイナーがケムを追っていました。

ここまで、スタイナーが乱暴な悪人的な描かれ方だったのと、ケムもシフトを悪用する悪者で、そしてスタイナーに対して極端に怯えていたことで、「二人は敵対している」と思っていました。

だから、「ケムは、スタイナーの隙を突いて身体を乗っ取った」とも思っていましたが、ラストで諸々の結末を目にすると、「二人は協力関係にあった」と思えました。

最終的にスタイナーは、サンクタムの在り方に疑問を投じる軽い反逆者だと判明しました。
ケムもサンクタムで酷い目に合わされていた為、サンクタムを嫌っています。

そんな二人が合流したのですから、ケムとスタイナーが二人で話し合い、状況を整理し、互いに「ジューンを救おう」と結論付け、ケムがサンクタムに乗り込めるように、スタイナーが体を提供してあげたと考える方が自然です。

〇ケムがスタイナーの体でサンクタムに乗り込むメリット
・「ケム」は偽名だったことを考えると、「スタイナー」の方が本性が明らかなので、飛行機とかも乗りやすい(推測)
・ガタイが良いので肉体的に有利
・ケムの容姿で乗り込むより、スタイナーの方がベン等に対して裏取りしやすい
・そもそもケムのままだと、サンクタムが受け入れてくれるか微妙(そもそも侵入していたが)

考察④「ベン・ハルバーソン」先生の目的

最終話で明らかとなったのは、「ベン・ハルバーソン(ガイ・ピアース)」は、「愛しているルナの持病である痴呆症を防ぐ為にジューンを利用しようとした」ということです。

ジューンはシフト対象者の記憶を遡れる為、それを使えば、ルナの痴呆症が進んでも、ジューンの肉体にルナの精神を宿せます。
そしてそれを使えば、本物のルナの記憶が無くなっても、ルナを愛し続けられると考えたのでしょう。

まずこの考えがぶっ飛んでますが、これは作品としての落としどころを見つける為の苦肉の策だったのでしょう。
個人的には、ラストを整える為のこれくらいの突っ込みどころは許容範囲です。

では、「ベンは最初からルナを救う目的だったのか?」についてですが、この考えは、途中で芽生えたものだと思っています。

 

そもそもベンは、「シフターには、シフト対象者の過去や感情を感じる能力は無い」と思っており、それは正しいことでした。

ジューンやケムのように「シフター二世」だけが進化し、感情等を感じる能力を備えました。

ベンはジューンから、「彼らの感情や記憶が分かる」と聞いてから、「よし。これを使ってルナを助けよう。」と閃いたんでしょう。

だから、「そもそも何故ベンはシフター達を研究していたのか?」については不明なままです。
たぶん。

※僕がやってるのは結構荒い考察だと思うので、見当違いな事を言っているようであれば、是非コメント等でお教えください。

【Netflix】海外ドラマ「イノセンツ(シーズン1)」見終えたけど最高だった:まとめ

Netflixが2018年に投下したサスペンスドラマ作品の中では、かなり面白い方だと思います。

おすすめです。



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6 件のコメント

  • 考察楽しく拝見しました。
    カタレプシー状態になってしまう条件は、シフターが元の姿に戻らないまま連続して別の人にシフトしてしまった場合だと思います。
    エレナの場合、ハリーのお父さんにシフトした後、パニックを起こし、元の自分に戻らないまま次々といろんな人にシフトしていき、最後にシフトした人以外は全員カタレプシー状態になりました。
    つまり、ハリーのお母さんが我が子を助けたい一心で抱きついたことが引き金となってしまいました。…恐ろしい結末ですね。

    • mina 様
      コメントありがとうございます!

      荒い考察を最後までお読みいただけたようで、大変うれしいです。
      なるほど!

      「連続してシフトした場合、最後の対象者以外はカタレプシー状態となる」という設定ですね。
      実は僕もこれ考えたんです・・・。
      でも、ジューンがシフトした妊婦の「デボラ」や、ドラッグをやってた「リル」は、その後に誰とも接さなかったにも拘わらず昏睡状態から覚める描写が無かったので、
      自分の中で結論を出せませんでした。

      ただ彼女たちは、「妊婦」や「ドラッグ」というイレギュラーな条件が絡んでいるので、もしかしたらそこも関係している気もします。

      • お返事ありがとうございます。
        確かに、リルはあの後目覚めた描写がありませんでしたね。
        おっしゃる通り、「ドラッグ」が関係しているのかもしれません。
        妊婦さんについては、島に行く前、ジューンが病院に電話で安否確認をしていて、無事のようでした。

        「ペナイン5」直後のエレナとジョンが、
        「なぜ元の姿に戻らない?」「連続してシフトしたの」「だから閉じ込められているんだ」
        というような会話をしていたので、「連続してシフトした場合、最後の対象者以外はカタレプシー状態となる」という設定を説明してたのかなとも思います。

        このドラマは配信したばかりで感想記事が少なく、ついつい書き込んでしまいました。
        後から色々と考えるのも楽しいですね。

      • なるほど!
        ペナイン5で誰が意識を戻したかという会話があった気はしてましたが、中々見直せなかったので、教えて頂けて凄く嬉しいです!

        妊婦さんについては、電話口で「赤ん坊含め大丈夫」と聞いてましたが、「昏睡状態のままだけど、命に別状はない」的に捉えてました。
        でも確かに「連続シフト」がキーになるようですね。
        その方が、ラストの絶望感も増します。(ハリーママの行動がトリガーになっちゃったとこが特に)

        考察は楽しいですよね。
        製作陣が「さすがにそこまでは考えてないよ」というくらい考え抜いて、設定を補完したいとこです。

        是非是非、いつでもコメントくださいな!

  • イノセンツの最後、ハリーがまたすぐに会えるよと言ったのは、謎ではなくて
    最後にジューンに言った言葉です。

    ハリーのお父さんは、介護状態であり、受け入れてくれる?など唱えていました。そしてジューンのお母さんと浮気をしていて、シフトされる前に、受け入れてくれる?と言っていたので

    ハリーもシフトされる前の言葉を言ったということで、
    ハリーもお父さんと同じ状態になってしまった

    ということではないでしょうか?

    とてもゾッとする終わり方だと思いました。

    • yuna 様
      コメントありがとうございます!

      確かにおっしゃる通りですね。
      「健全な状態の記憶が継承されていた」という認識だと納得できます。

      本当にゾッとしますね。
      ハリーママのクリスティンからすると、夫も息子も同じ症状になってしまったので、ジューンよりも悲壮度高めです・・・。

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    名前:ぱっかん(@pakkan316
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    「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
    →「当ブログ」と「ぱっかん」について

    「ぱっかんブログ」という雑記ブログで、映画やら何やらと色々書いてましたが、映画記事数が増えたのでそれを「ぱっかんシネマ」として立ち上げました。
    洋画ホラー、サスペンスが好み。あとスローモーションになった時に流れる「ドゥーン...」という効果音も好き。

    こういう曲を作ったりしてます↓

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