MCU(マーベルシネマティックユニバース)作品の一つ「ドクター・ストレンジ」を鑑賞しました。
いつも通りネタバレ無し情報を書いた後にネタバレしていきます。
まだ未鑑賞で、「とりあえず面白いかどうかだけ知りたい」という方は、「※次項からネタバレを含みます。」という文章の直前までを目安にご覧ください。
本作は「Amazonプライムビデオ(199円)」で鑑賞しました↓
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※関連記事は最後にまとめて紹介します「ドクター・ストレンジ 感想」
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目次
予告編(トレイラー)
作品情報
公開年 | 2017年 |
---|---|
原題 | Doctor Strange |
上映時間 | 115分 |
製作国 | アメリカ |
監督 | スコット・デリクソン |
脚本 | スコット・デリクソン、C・ロバート・カーギル、ジョン・スペイツ |
ジャンル | アクション、SF、ファンタジー |
主要キャスト |
ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ) キウェテル・イジョフォー(モルド) レイチェル・マクアダムス(クリスティーン・パーマー) ベネディクト・ウォン(ウォン) マイケル・スタールバーグ(ニコデマス・ウエスト) |
配信サイト・媒体 |
市販DVD Amazonプライム…他 ※記事公開時の情報です |
あらすじ
天才的な技術を誇るが傲慢な性格だけが欠点の神経外科医スティーブン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。手の治療と失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着く。
「アベンジャーズ史上最強のヒーロー」とも言われている「Dr.ストレンジ」が成長するまでが描かれています。
【ネタバレ無し】感想
さすがMCU。ハズレなし。
まず本作は視覚効果が素晴らしいです。
画面がグワングワン回ります。
インセプション(2010)の比じゃないです。
都会の街並みが折れ曲がるシーンについては、開発陣もインセプションに影響を受けたと語っているらしく、確かにちょっと似ていると感じました。
もちろん視覚効果が凄いのは街並みだけでないのですが、ネタバレ回避のためここでは画像を伏せます。(後ほどのネタバレ感想で掲載)
キャスト面では、主役の「Dr.スティーブン・ストレンジ」を演じた「ベネディクト・カンバーバッチ」の演技が素晴らしい。
彼は、ドラマ版のシャーロック・ホームズ「シャーロック(2010~)」の主人公「シャーロック・ホームズ」を演じており、この時点で「周りを小馬鹿にするインテリ」役が出来上がっていました。
そして本作のストレンジも、間違いなく「周りを小馬鹿にするインテリ」なので、どうやらシャーロックで培ったノウハウをしっかりと活かしているようです。
ちなみに吹替も「ドラマ版シャーロック」と同じ「三上 哲(みかみ さとし)」さんです。
なので吹替の違和感は一切ありません。
※ヒロインのクリスティーンの声はちょっと怪しかった。
※次項からネタバレを含みます。
【ネタバレ有り】感想
良い点:ユーモアセンスが最高
MCU作品は、シリアスながらもユーモアシーンが随所に挟まれるのが特徴的ですね。
そして本作のユーモアレベルは、かなり高いと感じました。
人体のエネルギーの流れについて解説されてそうな「魔導書」のようなものを見せられるストレンジ。
そして「これを見たことがありますか?」と、後に師となる「エンシェント・ワン」から問われる。
ストレンジは大金を叩いて「カマー・タージ」までやってきたのに、早速見せられたのはカルト教団が好みそうな胡散臭い書物でした。
インテリなストレンジは、まさかここまで気合の入った非科学的集団だとは思っていなかった為、当然のように罵倒します。
もうね、この「超自然現象 × そういうのを信じないベネディクト」の構図だけでニヤけてしまいます。
「ギフトショップで見た」
この一言が一々面白いw
そしてそして、ストレンジは弟子としてカトマンズ修業場へ招かれた後、モルド(キウェテル・イジョフォー)から”ある紙”を渡されます。
こないだ「ブラックパンサー」を鑑賞しましたが、そちらも民族衣装を身にまとったワカンダ族が戦ってるのに、敵が銃で応戦してきたのを見て「銃?原始的ね」と言っていました。
そして本作で登場する爆笑ハイテクワードは「Wifiのパスワード」です。
この辺り「一見文明を捨ててそうなのに、ちゃんとハイテクを駆使してる」という設定がめちゃくちゃ面白いw
ガチのコメディ映画よりもウンと笑えますw
↓ちなみにこちらが本作のスタン・リーです。
良い点:視覚効果は前評判通り凄まじい
映画館で観たら3D酔いしてたかもしれません。
それくらいグワングワン回ってます。
ストレンジは他の修行僧よりも魔術の習得が早いという設定らしいですが、本作ではまだ満足に魔術を使い倒してるようには見えませんでした。
だから次回作では、本格的に魔術マスターとなった、「マスター・ストレンジ」が見れるかもしれませんね。
小ネタ:次回作への伏線もちゃんとある
MCUおなじみ「エンディング後のおまけ」にて、ちゃんと描かれていました。
この火花は、明らかに作中で登場する「ワームホール」へのオマージュです。
ちなみに「ジョナサン・パングボーン」は、序盤で登場した「魔術で下半身不随を治した男」ですね。
彼の元へ現れたのは、ストレンジと共闘していた「モルド」。
モルドは彼の体から魔術を抜き取り、こう言います。
というわけで、次回作では「モルド」がヴィラン(敵役)となりそうです。
原作ではモルドは最初からヴィランだったようですが、「意外性を出したい」という製作陣の意向で、本作ではストレンジと共闘していたようですね。
評価・まとめ
85点
ユーモアシーン多めの笑えるヒーロー作品でした。(アベンジャーズシリーズは全て笑えますが、本作は特にツボだった)
特にユーモアセンスは「シャーロック」と非常に似ているので、シャーロックに出てる時のベネディクト好きにはお勧め出来る作品だと思います。
本作は「Amazonプライムビデオ(199円)」で鑑賞しました↓
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