ネットフリックスで、ミステリアス要素多めのSFホラー作品「ナイトフライヤー」が配信されました!
メガヒットドラマ「ゲームオブスローンズ」の原作者「ジョージ・R・R・マーティン」氏の作品らしく、重厚なサスペンス、伏線回収が期待できます。
現時点で2話まで観ましたが、話もスッと入ってきて、かなり面白い作品です!
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※関連記事は最後にまとめて紹介します目次
予告編(トレイラー)
作品情報
配信年 | 2019年 |
---|---|
原題 | NIGHTFLYERS |
エピソード数 | シーズン1:10エピソード |
製作国 | アメリカ |
監督 | エピソード毎に違う |
脚本 | エピソード毎に違う(原作者:ジョージ・R・R・マーティン) |
ジャンル | SF,サスペンス,ホラー |
主要キャスト |
オーエン・マッケン デヴィッド・アヤラ ジョディ・ターナー=スミス アンガス・サンプソン サム・ストライク マヤ・エシェット ブライアン・F・オバーン グレッチェン・モル |
配信サイト・媒体 |
Netflix独占 ※記事公開時の情報です |
あらすじ・みどころ
宇宙への旅立ちに備えるナイトフライヤーのクルーたち。最後に乗船したのは使命成功の鍵を握るテレパス。だが彼の存在は船内の不安をかき立てる。
引用:Netflix
※エピソード1のあらすじと同じです
魅力
・「最序盤にまず結末を見せる」という手法を取っており、定番ながらそのおかげで第一話開始5分で惹きつけらる
・吐いて捨てる程ある「未来形連続ドラマ」ジャンルなので、今更テクノロジーの描写に驚きはしないが、それでも備品、映像のクオリティは高い
・任務内容、トラブルの原因・目的など、鑑賞者には何も知らせずに物語が始まるので、「え?」「なんで?!」と意欲を掻き立てられる
・「テレパス」という超自然現象の演出がかっこいい
【ネタバレ無し】感想
まず、「アガサ(グレッチェン・モル)」という女性が怯えた様子で宇宙船内を逃げまどいます。
そして「何か」の気配を察し机の下に隠れる。
するとそこへ、斧を持った男が口笛を吹きながら進入。
ゆっくり、じっくりアガサを捜索します。
斧で机の上の備品をゆっくりスライドさせ机から落とし、その音でびくつくアガサ。
ガチホラーです。
そしてしばらくし男はどこかへ去ったので、アガサはボイスレコーダーに「これは救難要請では無い。船には近づかないで。」と残し、それを船外に放出します。
どうやらアガサが載っている船は深刻な状況のようです。
そしてその後、アガサは自殺します。
という冒頭シーンが終わった後、まだ船が平和だった頃から物語が始まります。
つまり終着点(中盤だったかもしれないが)を既に知っている状態で物語を追うことになります。
このような惹きつけ方は、序盤だけじゃなく要所要所で挟まれます。
だから全然飽きない。
※以下、エピソード2までの若干のネタバレが含まれます
エピソード2までの感想
情報開示の少なさで鑑賞者を虜にする
今思えば、エピソード2時点で以下の事が分かってません。
・船長がホログラムってどういうこと?
・「L1」ってなに?
・主人公「カール」は一体何の専門家なの?
・カールの娘がどうのこうの言ってるけど、何があったの?
・そもそもミッションは?彼らは南の目的があって宇宙を旅しているの?
世界観の状況説明がされず、我々は鑑賞しながら徐々に状況を理解します。
この手の作品は理解が追いつけなくなると投げ出したくなりますが、「オルタード・カーボン」のようにオリジナル用語が多用されていないので、個人的にはむしろ興味を惹かれる作りになってると思います。
「オルタードカーボン」は世界観は好きだったけど、その独自設定に興味を惹かれずハマれなかった
「テレパス」というファンタジー要素
危険人物として「セール」という若者が登場します。
彼は「テレパス」という特殊能力を持っており、それを使いクルーたちを脅威に陥れている・・・・
と思われています。
いや、本当にそうかもしれませんが、まだ真実は不明なので分かりません。
最初は
「“L1”をこの船に載せただと?!」
というセリフしか登場しなかったので、「何か危険な兵器でも積載したのか」と勘違いさせられました。
しかしL1の正体はこの「セール」という男。
何故L1という名称なのか?L1とは何なのか?
色々不明ですが、「テレパス」というファンタジー要素により、クルーたちはおぞましい幻覚を見せられます。
おぞましいホラー演出
「テレパス」により、クルーたちはあらゆる不気味な幻覚を見せられますが、そのホラー演出は「イベントホライゾン(1997)」に近い物を感じます。
やはり「SF」と「幻覚」との相性は良い。
素晴らしく良い。
SFには哲学的な側面が必ずある為、ターゲットの内側の哲学をヴィジュアル化できる「幻覚」との相性は抜群。
ホラー描写の嫌悪感も高まります。
ちなみに上記の「乱れた映像」は(おそらく)幻覚ではありませんが、「通信中の映像が乱れる」という演出も、定番ながら中々怖いですよね。
昔良くレンタルしてた「本当にあった呪いのビデオシリーズ」と似たような怖さ、リアリティがあって個人的に好き。
評価・まとめ
・メガヒットドラマ「ゲースロ」の生みの親の作品なので、重厚なサスペンス、伏線回収が期待できる
・少なくとも本国アメリカでは既にヒットしているので安心して鑑賞できる
・ホラー、グロ描写強め
面白いです。
とりあえず見終えたらまた追記します。
記事中に登場したリンク:
ゲームオブスローンズはジョージRRマーチンが作者ですよ。(氷と炎の歌という小説が原作)
ジェフブーラーは制作陣の一人だと思いますが、ナイトフライヤーもジョージRRマーチンの短篇小説が原作です。
マーチンの小説のファンなので、ちょっと気になりました。
yone-p 様
コメントとご指摘ありがとうございます!
僕の勘違いが独り歩きしてしまったようで、誤情報、大変失礼いたしました。
修正させていただきます。
また何か気になるところなどあれば、遠慮なくコメントくださいませ!